大分の田ノ浦ビーチで広がる海洋保護の輪!
6月8日、一般社団法人うみらいふが主催する「田ノ浦ビーチクリーン~アップサイクル~」が大分市の田ノ浦ビーチで開催されました。このイベントには、日本文理大学の学生や地元ジュニアバスケットボールクラブの子どもたちが参加し、約100名の参加者でにぎわいました。
清掃活動と楽しい学びの場
当日は、清掃活動だけではなく、環境に関する授業やレクリエーションも行われ、楽しく学ぶことができました。中西章敦教授の指導のもと、学生たちが手作りした「海岸プラゴミすごろく」を使い、遊びながら海洋ごみに関する知識を深めました。このすごろくでは、実際に海岸で見かけるごみを題材にしたミニゲームも取り入れられ、盛り上がりを見せました。特に、【STOPマス】では、マイクロプラスチックを探したり、清掃用具を使ったりする体験を通じて、子どもたちの興味を引きました。
ごみ拾いとパッカー車体験
また、参加者は田ノ浦ビーチの清掃活動を行い、拾ったごみの分別体験もすることができました。ゆうび株式会社の用松氏が講師として、パッカー車を使って実際にごみを分別する方法を教えてくれ、環境問題への意識を高める良いきっかけになりました。今回の清掃活動で集められたごみは、後日アップサイクル品に生まれ変わり、参加者に届けられる予定です。
参加者の声
イベント終了後、参加者の中学生たちや保護者からは「ポイ捨てについて意識しようと思った」「リサイクルの大切さを学べた」「ごみ拾いが楽しみになった」といった声が上がりました。
このように、親子で楽しい体験をしながら、海洋ごみ問題を考えることができたことは、次世代の環境意識を育む素晴らしい機会となったことでしょう。
海洋問題について考える重要性
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクトの一環として行われました。海は我々の生活を支える大切な存在ですが、環境の悪化が進んでいます。子どもたちが「自分ごと」として海洋問題を考えることの重要性をみんなで学び合うことができたのは、大きな収穫です。
参加した子どもたちが、自ら行動することを学び、未来に向けて海を守る意識が広がることを期待したいですね。
これからの環境活動
今回のイベントは、清掃活動を通じて地域の環境保護に貢献すると同時に、子どもたちや保護者が積極的に環境問題について考える機会を作り出しました。この取り組みが、次回以降にも続いていくことが期待されます。そして活動に参加した皆さんが、今後も環境を意識した行動を続けてくれることを願っています。海の未来のために、私たち一人ひとりができることを考えながら、一歩ずつ進んでいきましょう。