大阪に誕生したギフテッド児支援の新しい学び舎「MARBLE WORLDシティスクール」

大阪に誕生したモダンな教育の拠点

2025年9月、大阪市天王寺区に、ギフテッド児を対象とした「MARBLE WORLDシティスクール」が開校します。この新しい教育施設は、2024年に奈良県五條市で始まった宿泊型スクール「未来を育む遊学舎」の理念を受け継ぎ、都市部の特性を活かした形式で再構築されています。特に、知的ギフテッドを中心に、従来の公教育が十分に対応できない子どもたちのための学び舎です。

教育者の想い

代表理事のやまもとまゆみさんは、30年以上にわたり、特異な個性を持つ子どもたちを支援する活動を続けてきました。彼女が抱く強い思いは、“生きづらさ”や“学びづらさ”を感じる子どもたちが、「自らのユニークさを強みに変え、安心して学び育つための環境」を提供することです。ついにその念願が叶い、この新しいスクールが実現しました。

都市型オルタナティブスクールの特徴

「MARBLE WORLDシティスクール」は、子どもたちが自分の感性を重視しながら自由に学べる環境を提供します。平日は大阪市内の教室で、週末には奈良県桜井市の自然豊かな環境でのフィールドワークを実施し、様々な体験を通じて勉強します。これにより、知識だけでなく、社会性やコミュニケーション能力も育むことを目指します。

教育現場での課題と解決策

教育現場での経験から、地域の学校に通うことが難しい子どもたちへの新たな教育のニーズを感じてきたやまもとさん。長年の活動を経て、知的ギフテッド児への適切な支援が不足している現状を踏まえ、自ら理想の教育環境を作る決意を固めました。「MARBLE WORLDシティスクール」は、子どもたちの特性を理解し、それに応じた施策を行うことで、彼らに1人ひとりの可能性を引き出すことを目的としています。

教育の柱とスキル

同スクールでは、以下の5つのスキルをテーマに、子どもたちを育成していきます：
1. アカデミックスキル：基礎学力をしっかりと定着させ、探究心を育む。
2. コミュニケーションスキル：言語や非言語を駆使して多様な表現力を身につける。
3. ソーシャルスキル：経験を通じて社会性や協働力を育てる。
4. ライフスキル：日常生活を支える自立能力を高める。
5. モータースキル：身体能力や運動感覚を向上させる。

様々な体験を通じて、特にライフスキルやコミュニケーションスキルに力を入れて学びを促進しています。

通学生の募集

「MARBLE WORLDシティスクール」では、ただ今、通学生の募集を行っています。体験希望者向けの個別相談や見学も随時受け付けており、まずは気軽に参加できる機会を設けています。詳細は、以下の連絡先までお問い合わせください。

- 対象：小中学生ギフテッド児
- 開校日：2025年9月スタート
- 場所：大阪市天王寺区味原7番6号（アジハラベイス内）

未来へのビジョン

「MARBLE WORLDシティスクール」は、単なる教育機関ではなく、ギフテッド児が地域社会で生きる力を身につけるためのプログラムでもあります。やまもとさんは、子どもたちのユニークさを尊重し、彼らが未来に羽ばたくための支援を目指しています。ギフテッド児が自分らしく育てる環境を提供し続けることで、未来に繋がるサポーターを増やしていきたいとのことです。

詳しい情報や体験申込については、以下のリンクをご覧ください。