デジタル絵本制作
2025-01-10 15:15:22

不登校の小学生がデジタル絵本制作に挑戦!その成果を公開

不登校の小学生がデジタル絵本制作に挑戦!



最近、株式会社NIJINが運営する不登校児のためのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」に通う小学3年生たちのデジタル絵本制作に関する素晴らしいニュースがありました。彼らの作品が、小学館が運営する教育メディア「みんなの教育技術」に公開されたのです。この取り組みは、今後の教育に新たな可能性を示唆するものであり、多くの家庭や教育関係者にも注目されています。

デジタル絵本づくりの授業



このプロジェクトは、NIJINアカデミーの講師である岩本紅葉先生が提案した授業から始まりました。授業では、国語と図工を組み合わせたアプローチで、子どもたちが自らの物語を考え、それに基づいた絵を「Adobe Fresco」を使用して描くというものでした。この取り組みを通じて、子どもたちは現代のアート表現の一環としてデジタルアートの重要性や可能性を学ぶことができました。

児童の感想



参加した児童の一人は、「描くまではどうしていいか分からなかったけど、自分の好きな物を描こうと思って決まったらどんどん描けて楽しかった」と語っています。これにより、単なる絵を描く作業が自己表現や創造性を育む重要な手段であることが分かります。子どもたちの成長と変化を見守ることができる貴重な体験となったようです。

絵本コンクールへの応募



製作した絵本は、マクドナルド主催の「ハッピーえほん大賞」への応募も可能です。このような機会を通じて、自分の作品を評価してもらえることは、子どもたちにとってさらなるモチベーションとなります。

NIJINアカデミーとは



「NIJINアカデミー」は2023年9月に開校し、不登校の小中学生に特化した教育機関です。全国36の都道府県から210名以上の学生が在籍し、教育課題を解決するための様々な取り組みを行っています。「多層的な心理的安全性」「一流教師による対話的な授業」「子ども主体のプロジェクト」を柱に、多様な学びの形を提供しています。

教育理念と展望



このアカデミーでは、学校に行けないことが劣等感や罪悪感につながらないようにする取り組みがなされています。「自分」「学び」「社会」を好きになる新たな教育モデルを提案し、学生たちが希望を持てる未来を目指しています。特に、希望する生徒の90%以上が在籍校の出席認定を獲得していることは、その成果の一部を示しています。

まとめ



「NIJINアカデミー」の持つ新たな教育の形は、不登校の子どもたちにも新しい学びの場を提供すると同時に、デジタル時代の教育にも対応しています。不登校児童の作品が世に問われること、そして彼らが自分の可能性を広げていけることが、さらなる教育の未来を切り開く一歩となることでしょう。今後の活動にますます期待が高まります。


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