冬休みに温かな手を差し伸べる「サンタWEEK」
山梨県にある認定NPO法人フードバンク山梨が、冬休みを迎える子どもたちのために特別な支援プロジェクト「サンタWEEK」を12月15日から22日までの間実施します。この取り組みは、地域の課題に取り組むSDGsの精神を基に、企業や団体、個人が協力し合って子どもたちを支えることを目的としています。
「サンタWEEK」とは何か?
フードバンク山梨は、冬休みにニーズの高まる子どもたちへの食料支援を行うため、この特別な一週間を設けました。地域の人々が集まり、子どもたちの未来を明るくするための行動を起こします。「ニュースを見て、自分も何かしなければ」と話す人々の声が、この活動を後押ししています。
支援の声と物資の減少
しかし、今年のフードドライブでは寄贈される食品が前年比で37.5%も減少している現状があります。経済状況の影響で「電気代が支払えない」「朝食や昼食が食べられない」という声が寄せられ、多くの母子世帯において明日の食事を心配しなければならない状況です。このような現実を受け、フードバンク山梨は「クリスマスに子どもたちの笑顔を」という思いを胸に約900世帯、2000人以上の子どもたちに支援を行う計画です。
サンタWEEKの詳細
- - 日程: 2025年12月15日(月)~22日(月) 10:00~12:00
- - 会場: 山梨フードバンクセンター(山梨県南アルプス市徳永1603-1)
- - 内容: サンタ帽をかぶって食品の箱詰め作業を行うボランティア活動が中心です。特に12月16日(火)には、多くの企業や個人のボランティアが参加予定で、取材にも最適な日となっています。
ボランティア参加の呼びかけ
フードバンク山梨では、ボランティアの参加を引き続き募集中です。「困ったときはお互いさま」という精神のもと、行動を起こす人々への感謝と共に、地域全体に温かな思いを広げたいと考えています。ボランティアに興味のある方は、是非ともご連絡ください。
感謝と連帯を広げる
物価の高騰が続く現在でも、「自分にできることで誰かを支えたい」という人々の助け合いが、フードバンク山梨の活動の支えとなっています。この冬、地域が一つとなり、クリスマスに子どもたちの笑顔を守るために、皆さんの力を貸していただきたいと思います。フードバンク山梨は、この暖かな取り組みを多くの人に知ってもらうことを願い、活動を続けています。
フードバンク山梨の概要
住所: 〒400-0203 山梨県南アルプス市徳永1603-1
代表: 米山けい子
設立: 2008年10月19日
電話: 055-298-4844(代表)
担当: 佐伯(さえき)080-6618-5515
Eメール: info@fbyama.com
ウェブサイト:
https://fbyamana.fbmatch.net
地域の子どもたちが安心して冬休みを過ごせるよう、ぜひとも皆さまのご協力をお願い申し上げます。