企業とNPOの新しい取り組み『つなぐランチプロジェクト』
2025年12月22日、スケーター株式会社と認定NPO法人キッズドアが共同で立ち上げた『つなぐランチプロジェクト』がスタートします。これは、経済的に困難な状況にある子どもたちを支援するためのプロジェクトで、スケーターが販売するオリジナルデザインの弁当箱を通じて、売上の一部がキッズドアに寄付される仕組みです。
プロジェクトの概要
スケーター株式会社は、毎日の生活を楽しく豊かにすることを企業理念に掲げており、家庭用品やキャラクターグッズの製造・販売を行っています。本プロジェクトでは、同社が企画・製造した弁当箱51アイテムを対象商品とし、全国の量販店やオンラインショップで販売する予定です。このプロジェクトを通じて、子どもたちの支援を実現していきます。
寄付金については、主に経済的に恵まれない子どもたちへの学習支援や居場所づくりに活用され、これにより彼らの未来をより明るく照らすことを目指しています。
今後の展望
『つなぐランチプロジェクト』は、企業とNPOが力を合わせて子どもたちのために取り組む初の試みとして、注目が集まっています。スケーターの代表取締役社長である鴻池総一郎氏は、「商品の購入を通じて社会貢献ができることは、消費者にとっても大きな喜びです」と話しています。
一方、キッズドアの理事長である渡辺由美子氏も、「子どもたちが必要とする支援をより多くの場面で行えるよう、企業の協力が不可欠です」と強調しています。これまでの活動を踏まえ、今後さらに多くの子どもを支援できる体制を築いていく意向を示しています。
対象商品に含まれるデザイン
このプロジェクトに参加するスケーターの弁当箱は、デザインが豊富で、子どもから大人まで幅広く使える商品が揃っています。例えば、キャラクターをあしらった可愛らしいデザインや、シンプルながら使いやすいスタイルなど、さまざまなニーズに応える商品がラインアップされています。
キッズドアの活動とは
認定NPO法人キッズドアは、2009年から活動を開始し、日本国内の子どもの貧困に立ち向かっています。彼らは、小学生から高校生、または高校中退の若者を対象に、無料の学習会や食事の提供を行う居場所を提供しています。
特に、2020年からコロナ禍を背景に増加した困窮子育て家庭を支援する「ファミリーサポート」システムの導入が注目されており、情報支援や食料、文房具の提供、保護者への就労支援など多岐にわたる活動を展開しています。
まとめ
『つなぐランチプロジェクト』は、企業が社会貢献活動に積極的に取り組むメリットを多くの人に知ってもらい、子どもたちへの支援を拡大する一助となります。私たちも、日常生活の中でこのプロジェクトに参加し、未来を担う子どもたちに明るい希望を提供していきましょう。