箕面のオルタナティブ教育が描く新しい学びのかたちとは

箕面こどもの森学園の新しい挑戦

大阪府箕面市に位置する箕面こどもの森学園は、2025年10月16日に書籍『自分も人も大切にする学校の12か月』を出版することが決まりました。この本は、同学園が行っているオルタナティブ教育に基づいており、教育を受けることができる現代の子どもたちに向けた力強いメッセージを提供します。教育の核には「自分を大切にすること」と「人を大切にすること」があります。

現代の教育問題とその解決策

日本では、34万人以上の子どもたちが不登校という現実があり、教員の長時間労働や評価に対するストレスも一般的な問題となっています。このような環境を踏まえ、本書は日常や学びの場において小さな選択がどのように影響を与えるか、そして希望の光となるかを物語形式で表現しています。教育が抱える課題に対するアプローチを示す一冊であり、読者にとって新たな気づきをもたらす内容となっています。

出版記念読書会の開催

書籍刊行を記念し、箕面こどもの森学園では特別に「出版記念読書会」を開催します。学園の実際の現場を見学し、生の学びの空気を感じながら、参加者同士で書籍のテーマについて語り合う貴重な機会です。

- 開催日時: 2025年10月20日（月）9:00〜14:30
- 会場: 箕面こどもの森学園（阪急北千里駅より徒歩約20分）
- 内容: 午前中は学園見学、午後には出版記念の読書会が行われます。書籍を未読でも参加可能なので、どなたでも気軽にご参加いただけます。

参加者の対象

・オルタナティブ教育に興味がある方
・学園の教育実践を知りたい方
・民主的な学びの場づくりに興味がある方
参加定員は12名（先着順）と限られていますので、早めの申し込みをお勧めします。

参加費用について

参加費は、以下の3つのプランから選べます。

- 書籍付きプラン: 3,500円
- 書籍なしプラン: 2,500円
- 会員プラン: 1,800円（午後の読書会のみ参加可）

書籍はAmazonや学園でも購入可能です。また、イベントに参加した際に学園での購入も可能です。

箕面こどもの森学園について

箕面こどもの森学園は、小学1年生から中学3年生までの約70名の子どもたちが通う、個性を尊重するオルタナティブスクールです。民主的に生きる市民を育むことを目的としており、プロジェクト型学習や対話を通じた活動を実践しています。創立からこれまでの22年間、多くの子どもたちが主体的に学ぶ楽しさを知り、「ともにつくる」力を育んでいます。