大阪府のファミリーマートにご当地言葉の挨拶が登場！新しいATMサービス

お待ちかねのニュースが大阪から届きました！2023年7月7日（月）より、大阪府内のファミリーマートなどに設置されたイーネットATMが地域特有の言葉で挨拶をする音声サービスをスタートしました。この新サービスにより、日々の取引時に使われる言葉も地域の文化を感じられるものになります。

ご当地言葉の魅力とは？

この音声サービスでは、ATMにカードを挿入した際の「いらっしゃいませ」や、取引終了後の「ありがとうございました、またお越しください」という言葉が、それぞれのエリアに根ざした方言でお届けされます。大きな都市にいると、つい標準語が日常の一部になりがちですが、こうした地域の言葉に接することで、心が和み、親しみを感じますね。

エリアごとの挨拶内容

京都大学大学院の高木千恵教授の監修のもと、大阪大学の学生たちが地域の方言を担当し、実際にどのような言葉が使われるかを見ていきましょう。

1. 摂津エリア（豊中市、茨木市など）
- いらっしゃいませ：いつもお世話んなってます
- ありがとうございました：ありがとうございます、お気をつけて

2. 大阪市（全24区）
- いらっしゃいませ：まいど、いつもお世話んなってます
- ありがとうございました：おおきに、ありがとうございました

3. 河内エリア（八尾市、枚方市など）
- いらっしゃいませ：まいど、お世話んなってます
- ありがとうございました：おおきに、またお願いします

4. 和泉エリア（堺市、和泉市など）
- いらっしゃいませ：まいど、お世話んなります
- ありがとうございました：おおきに、またお願いしときます

このように、各エリアの個性あふれる挨拶が利用者を迎えるわけです。地元の方々に親しまれた言葉が使われることで、少しでも地域の雰囲気を感じられるのではないでしょうか。

イーネットATMの普及状況

これまで、イーネットは沖縄県から始まり、全国でご当地言葉に対応したATMを拡大してきました。2025年5月末の時点で、大阪府内には1,067台のATMが設置されており、そのうち931台がファミリーマートの店舗に設置されています。他にも、ライフやデイリーヤマザキ、イズミヤなど、様々な店舗で利用できますので、近くに行った際にはぜひ試してみてください。

さらに、イーネットの公式ホームページでは、全国のご当地言葉の音声も確認できます。気になる方は是非アクセスしてみてくださいね。
イーネット公式ページ