子どもと家族が安心する入院環境を目指して
入院は子どもにとっても、家族にとっても辛い体験です。そんな中、認定NPO法人キープ・スマイリングが「付き添い白書 2025」を発表し、その結果を受けて新たにクラウドファンディングが開始されました。この取り組みは、全国の小児病棟において、家族が安心して過ごせる環境づくりを目指しています。
クラウドファンディングの背景
「付き添い白書 2025」では、医療制度改革の影響で付き添い家族の環境には前進が見られたものの、まだ多くの課題が残っていることが浮き彫りになりました。例えば、付き添いをする家族が直面する健康や経済的な負担は依然として深刻です。加えて、病院側でも十分な資源やノウハウが不足しているため、必要な改善が進まない現実があります。
調査を通じて、制度の動きには期待が持てるものの、実際の生活環境にはまだ変化が見られないという声も多くありました。こうした中で、キープ・スマイリングはクラウドファンディングを通じて、より具体的なアクションを起こすことに決めました。
目指す目標と具体的な支援内容
このプロジェクトの実施期間は2026年7月2日から8月16日までで、目標金額は500万円です。集まった寄付金は、以下のような具体的な支援に使われます:
- - 付き添い家族への食事や生活用品などの直接支援
- - 病院への物資支援
- - 現物寄付プラットフォーム及び付き添い見守りサポーター事業の検討、推進
- - さらなる実態調査や白書の発行、政策提言
今回のクラウドファンディングは、支援金を募るだけでなく、社会全体に「付き添い入院」という課題について知ってもらい、共感を広げることも目的にしています。家族が子どもとともに安心して入院生活を送れるようになるためには、多くの人々の理解と協力が必要です。
多様な支援プラン
プロジェクトには個人や法人が参加しやすい多様な支援プランが用意されています。以下は一部の主な支援プランです:
1.
寄付コース(5,000円~100万円): 寄付金受領証明書付き(税制優遇対象)
2.
オリジナル缶詰付きコース(15,000円): 米澤文雄シェフ監修の非売品オリジナル缶詰をお届け。
3.
オリジナルグッズ付きコース(15,000円): オリジナルTシャツ、トートバッグ、クリアファイルのセット。
4.
法人向けボランティア参加コース(20万円~): 社員が参加できる支援活動や講演会など。
いずれのコースにも感謝の気持ちを込めたお礼メールとともに、付き添い白書2025やアニュアルレポートをお送りします。
理事長からのメッセージ
理事長の光原ゆき氏は、今回の調査結果を受けて「制度の進展にもかかわらず、付き添い家族が抱える負担は依然として大きい」と強調しています。また、病院側も改善の意欲は持ちつつも、現行の制度や人材の制約によりその実現は難しいとのことです。
このクラウドファンディングを通じて、一人でも多くの人に現状を知ってもらい、家族が安心して付き添える入院環境の実現に向けた仲間を増やしていきたいと語っています。
GIVING for SDGsとの連携
また、このプロジェクトは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」に認定されています。この取り組みでは寄付決済時に発生する手数料をソニー銀行が協賛し、寄付者の思いが確実にNPOに届くようにしています。寄付文化の浸透と、社会課題解決に向けた支援が期待されています。
結論
キープ・スマイリングの活動は、入院する子どもとその家族がより良い環境で過ごせるようにするための重要な一歩です。ぜひ、この取り組みにご参加いただき、共に支援の輪を広げていきましょう。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
キープ・スマイリング