横浜でAR・AI体験授業が実施、未来のIT教育を現場で体感

横浜でAR・AI体験授業が行われました

2025年11月10日、横浜市立新井中学校と新井小学校にて、株式会社ProVisionによる出張授業が実施されました。この授業では、IT技術を楽しみながら学び、次世代の子どもたちに必要なスキルを身につけることを目的としています。

授業内容のご紹介

授業では、さまざまなIT技術を体験する機会が提供され、特に注目されたのはプログラミング、AR、そしてAIの体験です。

プログラミング体験

生徒たちは、ビジュアルプログラミングツール「Scratch」を用いて、簡単なゲーム制作に挑戦しました。完成後のテストプレイでは、「この動きはもっとこうしたい」と自らのプログラムにフィードバックを行い、創意工夫に満ちた姿が見られました。このプログラミング体験を通じて、論理的思考力を育むことができました。

AR（拡張現実）ゲーム体験

続いて、AR技術を使用したゲーム体験が行われました。生徒たちは、顔を認識してキャラクターが頭の上にのるAR体験をし、さらに、タブレットを使って手のひらを認識させ、飛んでくるアイテムをキャッチするゲームにも挑戦しました。「自分の動きがそのまま反映された！」といったコメントが飛び交い、技術がもたらす楽しさを実感していました。

AI（人工知能）体験

さらに、AIを活用した活動も行われ、生徒たちから出たアイディアをもとに画像を生成しました。「学校がもっと好きになるキャラクターを作りたい」とのリクエストに応じて、テーマや設定が考案され、完成した画像に歓声が上がりました。AIがどのように情報を処理し、形にするのかを学ぶ貴重な機会となりました。

未来へ向けた教育の重要性

ProVisionは、すべての子どもたちに将来必要とされるITスキルを楽しく学ぶ機会を提供することが、持続可能な社会の実現に繋がると考えています。今回の出張授業は、むしろIT教育の格差を縮め、次世代を担う子どもたちに「学びの楽しさ」と「未来の可能性」を感じてもらうことを狙っています。

デジタル化が進む現代社会において、ITリテラシーやプログラミングスキルは不可欠な能力です。このような体験を通じて、子どもたちが自ら未来を切り拓く意欲を持つことを期待しています。これからの教育の在り方を見直し、より良い未来を創り上げていきたいですね。