中学生に挑戦する力を育む!アントレプレナーシップ教育の出前授業
最近、埼玉、愛知、長崎の中学校で、文部科学省のアントレプレナーシップ推進大使である森博樹が実施した出前授業が注目を集めています。これらの授業は生徒たちの「好き」を引き出し、自発的な行動を育むことを目指し、探究学習の一環として行われました。森氏が代表理事を務める一般社団法人子供教育創造機構の取り組みを通じて、中学生に実践的な学びの機会を提供しています。
授業の内容と目的
今回の出前授業は、以下の3校で実施されました。
1. さいたま市立美園中学校(オンライン開催)
- - 日時: 2025年9月8日(月) 13:50~14:40
- - 対象: 3年生 130名
- - 目的: 地域社会への貢献をテーマにした商品開発・販売活動を支援し、生徒がビジネスアイデアを発想する方法を学びます。この授業では、森氏の経験をもとに、アイデアを具現化する過程をワークショップ形式で伝えます。
2. 名古屋市立植田中学校(対面開催)
- - 日時: 2025年9月18日(木) 12:55~13:40
- - 対象: 3年生 281名
- - 目的: 「世界の変革は『たった一人を幸せにする』ことから始まる」をテーマに、生徒たちの「自分ゴト」としての課題解決力を育てます。森氏の経験談や、実際に挑戦した事例を紹介し、生徒たちに行動する気持ちを引き立てます。
3. 長崎県新上五島町立有川中学校(オンライン開催)
- - 日時: 2025年9月22日(月) 13:35~14:25
- - 対象: 1~3年生 79名
- - 目的: 自立した職業人としての考え方を育むために、地域に根ざした新規事業の作り方を学びます。生徒たちの身近な存在である『海』をテーマにし、アントレプレナーシップに関する知識を深めます。
森博樹の思い
森氏は、「子どもたちが自分の好きなことから一歩踏み出す時、学びが加速する」と語っています。出前授業を通じて、生徒たちが失敗を恐れずに挑戦する楽しさを見つけ、社会とのつながりの中で面白さを感じてもらえればと期待しています。教育と社会を結びつけることで、生徒一人ひとりの可能性を引き出せるという信念のもと、伴走支援に努めている姿勢が窺えます。
一般社団法人子供教育創造機構について
子供教育創造機構は、保育と教育をテーマに10年以上の運営を行っており、東京都内に学童保育施設を展開しながら、さまざまな教育プログラムを提供しています。アントレプレナーシップ教育事業に力を入れ、未来を担う子どもたちに必要なノウハウやスキルを育む活動に注力しています。
今後もこうした取組みを通じて、若い世代の挑戦心を育んでいくことが期待されます。