東京女子大学でのキャリア形成ワークショップ
最近、東京女子大学で開催された「ワタシゴトキャリアラボ」というワークショップに参加したタキヒヨー株式会社は、学生のキャリア形成を支援するためにコーディネーター企業として参画しました。この取り組みでは、企業の実際の課題を学生たちが解決することを目的とし、参加者は新たな価値を生み出す力やチームで働く力を育むことができます。
「ワタシゴトキャリアラボ」とは
「ワタシゴトキャリアラボ」は、「ワタシ×シゴト」をテーマにした課題解決型ワークショップです。参加者は、チームで企業の立場から実際のビジネス課題に取り組むことで、働くことのリアルを体感し、自分のキャリアをより具体的に考える力を育みます。
本年度のワークショップでは、「インバウンド」を共通テーマとし、タキヒヨーと他の企業が共同で企画した内容に基づいて、学生たちが「日本でこそ買いたい服」についての提案を行いました。実際のマーケットリサーチを行い、学生は新たなファッションアイテムの企画を体験しました。
学生たちの声
参加した学生たちは次のような感想を寄せています。「チームで商品を作るという経験が初めてだったので、他の授業とは違った難しさと達成感を味わうことができた」と話す学生や、「実際に働いている方々と関わることで、仕事をより自分のものとして考えられるようになり、自信がついた」という声もありました。これらの経験から、学生たちは自分が社会でどう働くかをより実感し、自分なりのキャリアを見出し始めているようです。
社会人基礎力の向上
ワークショップでの学びは、経済産業省が提唱する「社会人基礎力」の育成にも寄与しています。特に「新しい価値を生み出す力」「物事に進んで取り組む力」「現状を分析し目的や課題を明確にする力」といった能力の向上が見られ、これらは今後のキャリアにおいて非常に重要なスキルです。
今後の展望
タキヒヨー株式会社は、今後も「働く」ということを意識させる機会を提供し、若い世代の成長を支援するための取り組みを続けていく予定です。また、東京女子大学の公式サイトでも、ワークショップの内容について詳しい情報が公開されていますので、興味がある方はぜひご覧になってみてください。
「ワタシゴトキャリアラボ」を通じて、学生たちが自分の未来に向けて主体的に考え、行動する力を身につけることが期待されています。これからの若者たちのキャリア形成において、こうした取り組みは一層重要性を増していくことでしょう。