名古屋でファッションの喜びを分かち合う
2023年3月8日、名古屋市にある12の児童養護施設から63名の子どもたちが特別な日に招待されました。このイベントは、1751年創業のタキヒヨー株式会社が行ったもので、ファッションを通じて地域の子どもたち笑顔を届ける「Happiness(ハピネス)」活動の一環です。
楽しいワークショップ
イベントのスタートは、子どもたちが楽しむことができるワークショップです。参加者は、タキヒヨー製のTシャツを使ったエコバック作りや、端切れを活用したお花の飾り作りに挑戦しました。世界に一つだけの作品を作り出す中で、子どもたちの想像力が広がり、笑顔が絶えない時間が流れました。
お祝いの席
ワークショップの後は、タキヒヨーがフランチャイジーとして運営するコメダ珈琲から軽食を囲みながら、子どもたちの門出を祝いました。新型コロナウイルスの影響で4年間中止されていた対面イベントが昨年に引き続き再開され、子どもたちが集うこの瞬間がどれほど大切であるかを改めて実感しました。
素敵なフォーマル服のプレゼント
イベントのクライマックスでは、待ちに待ったフォーマル服が一人ひとりに手渡されます。この瞬間、子どもたちの笑顔が会場に広がり、喜びの声が響きました。子どもたちが入学式や卒業式でこの服を着る姿を想像すると、思わず嬉しさで胸がいっぱいになります。
繰り返される温かい思い
「Happiness」プロジェクトは2011年からスタートし、毎年このようなイベントが行われています。これまでも、7,821名の子どもたちに延べ18,994着の洋服が寄贈されてきました。2020年から2023年までは対面イベントを休止していましたが、今年の成功を受け、来年もより多くの子どもたちに笑顔を届けられることが期待されています。
このプロジェクトはただの寄付にとどまらず、ファッションを通じて、地域に根差した温かいコミュニティ作りにも貢献しています。タキヒヨーは、これからも地域に寄り添い、子どもたちの未来をサポートしていくことを誓っています。
最後に
ファッションは単なる衣服ではなく、自信や喜びを創造する力があります。名古屋市の児童養護施設の子どもたちが、これを実感できる場を提供し続けたいと思います。今後の活動に目が離せません。