不登校の子どもたちが魅せる!第2回ビブリオバトル。
2025年8月22日(金)、不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」にて、第二回ビブリオバトルがオンラインで開催されます。このイベントは、生徒自身のアイデアによって企画され、参加者がそれぞれの好きな本を紹介し合うプレゼンテーション形式の大会です。前回の成功を受け、今回は5つの部門に拡大しての開催となります。
ビブリオバトルって?
ビブリオバトルとは、参加者が自分のおすすめの本を紹介し合い、最後に一番興味を引かれた本に投票する形式のイベントです。このユニークな取り組みは、NIJINアカデミーの生徒たちが「やってみたい!」という気持ちからスタートしました。
特に子どもたち自身が自主的に企画したという点が、学びの原点を示しています。子どもたちが熱心に本を語り、お互いに影響を与え合うことで、ただ本を読むだけでなく、表現力やコミュニケーション力が育まれることが期待されています。
第2回ビブリオバトルの詳細
今回のビブリオバトルでは、新たに「課題図書部門」が設けられるなど、子どもたちが主体的に運営する様子が見られます。各部門は以下の通りです:
1. 漫画部門
2. 絵本部門
3. 小説部門
4. 課題図書部門
5. その他部門
このイベントでは、参加者がそれぞれの本に込めた思いや魅力を自由に発表します。主催者の中でもある小6のキキさんは、「自分が好きな本を語りたい!」という気持ちから、ビブリオバトルを立ち上げたことを語っています。また、いちさんは、前回の公開での運営の動きに魅了され、自らも関わることができることに嬉しさを感じ、「楽しさを全力で伝えたい」と意気込んでいます。
第1回ビブリオバトルの振り返り
前回のビブリオバトルは2025年7月4日に行われ、多くの子どもたちが独自の視点で本を紹介しました。感涙や笑いを誘うプレゼンテーションが集まり、参加者同士の温かい交流が生まれたことが特徴でした。その様子はYouTubeにも公開されており、視聴者にも感動を与えています。
子どもたちの「好き」が学びに
このイベントを通じて、子どもたちの「好きな本を紹介したい」という情熱は、学びにつながっています。自分の言葉で本を伝えることは、コミュニケーション能力やプレゼンテーション力の向上に寄与し、将来の自信にも繋がります。第2回のビブリオバトルでも、個々の個性が輝く素晴らしいプレゼンが期待されています。
今後もこのような「好きが学びになる」取り組みが広がり、学園祭「ニジフェス2025」などでも活かされることを願っています。子どもたちが主体的に学ぶ環境が整うことで、彼らの未来も明るく広がっていくのです。
NIJINアカデミーとは
NIJINアカデミーは、不登校の小中学生向けのオルタナティブスクールとして、全国各地から多くの生徒を受け入れています。ここでは「多層的な心理的安全性」「一流教師による対話的な授業」「子ども主体のプロジェクト」が進められ、希望の未来を創るためのカリキュラムが整っています。子どもたちはここで自己肯定感を育み、自分のペースで成長していくことができます。