自由すぎる研究
2025-08-19 11:13:44

全国中高生が集結!「自由すぎる研究ⓇEXPO2025」の受賞作品発表

全国中高生対象の探究コンテスト「自由すぎる研究ⓇEXPO2025」について



先日、全国各地の中高生に向けた探究コンテスト「自由すぎる研究ⓇEXPO2025」の最終審査が実施され、その受賞作品が公式サイトで発表されました。主催するのは東京都新宿区に本社を構える株式会社トモノカイで、文部科学省の後援を受けての開催となりました。

今年の応募数は過去最高の8,352件



今年度の「自由すぎる研究」は、過去最多の応募があり、8,352作品が集まりました。また、参加した中高生数は12,513名に達し、様々な背景を持つ生徒たちが参加しました。これにより、審査を行った35団体から成る称賛団体が選んだ金賞は計75作品という成果を上げました。

探究の活動が引き出す創造性



このコンテストは、日々の探究活動を表現する機会を提供し、参加者が自分の提案を実現可能な形で発表できる場です。審査は2段階に分かれ、初めに大学生メンターによる1次審査が行われ、その後、各種団体の専門家が最終審査に参与しました。このプロセスを経て、多様な視点から評価されることにより、参加者の実力はより確実に引き出されます。

受賞作品のハイライト



受賞作品の中から注目すべきプロジェクトをいくつかご紹介します。まず、山口県立徳山高等学校の松永七海さんが開発した『イカでイカを釣る ~廃棄物(イカの甲)を用いた生分解性プラスチックの開発~』は、環境問題に対するユニークなアプローチで高く評価され、6つの金賞を受賞しました。このプロジェクトは、廃棄物を有効活用し、持続可能な資源利用を促進するものです。

次に、明治大学付属八王子高等学校の嘉手納杏果さんは『アマモの発芽・育成装置及び方法』で金賞を受賞。この技術は、地球温暖化の解決に向けた新たな取り組みであり、持続可能な環境づくりに貢献する可能性を秘めています。

さらに、岐阜農林高等学校の長屋旬亮さんらによる『段ボールが世界を救う!ソーラーフードドライヤーの開発に関する研究』は、フードロス削減のための実践的な技術を提案しました。地域との連携を重視したこの取組みは、地元の問題解決にも寄与します。

そして、いじめと不登校に立ち向かうS高等学校の悉知信さんの『いじめ撲滅と不登校支援に向けて~声をあげた経験者の高校生の挑戦記録~』もクラウドファンディングの支援を受けるなど、多くの団体からの賞を獲得しました。自身の辛い経験をもとに社会を変えようとする姿勢は、同じ境遇にいる子どもたちへの希望となり、多くの共感を呼んでいます。

探究活動による成長を期待



このイベントを通じて、中高生たちは社会的なテーマに取り組む力を養い、その中で大きな成長を遂げています。今後もこの活動が続くことを期待し、さらに多くの生徒が探究に挑戦し続けることが不可欠です。参加者たちの創造性や革新性が他の生徒たちにも影響を与え、探究学習の重要性を再確認させる機会となることを願っています。

詳しい受賞作品は公式サイト(https://tankyu-skill.com/expo/irexpo/)で公開されており、各作品の詳細やPR動画を観ることができます。

今後も若き探究者たちの活動に目が離せません!


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