エム・ピー・ソリューションが学生に向けた金融教育イベントを開催

エム・ピー・ソリューションの金融教育イベント

株式会社エム・ピー・ソリューションは、若者の金融リテラシー向上を目的とした教育プログラムを実施しました。この取り組みは、2025年10月31日に長野県にある諏訪清陵高等学校附属中学校の3年生を対象に行われ、キャッシュレス社会についての理解を深めるための内容が盛り込まれています。

キャッシュレス社会を考える

日本のキャッシュレス決済の導入比率は2024年に42.8%に達する見込みです。この政府目標は、2025年6月までに4割程度にするというもので、将来的には80%を目指すという意気込みが語られています。このような背景から、エム・ピー・ソリューションは中学生に向けて、お金の成り立ちやキャッシュレス決済の仕組みを教育することとなりました。

学びの内容：金融授業

エム・ピー・ソリューションの取締役、林和宏が講師を務め、この金融授業ではお金の歴史とキャッシュレス決済に関する知識を伝達しました。参加した生徒たちは「お金の歴史は面白かった」「キャッシュレスにはたくさんの企業が関わっていると知れてよかった」などと、興味深い反応を示しました。また、社会人となった際に大切にするべき価値観も共有されました。

操作体験：キャッシュレス端末

さらに、生徒たちは実際に使用されているキャッシュレス端末を操作する体験も行いました。金額を打ち込むところからレシートの発行まで、一連の流れを体験した生徒たちは「操作がより簡単で導入が容易だと感じた」「対応ブランドが多くて驚いた」などと楽しんでいました。

自販機の仕組みを学ぶ

また、エム・ピー・ソリューションが提供する飲料の自販機を訪れ、裏側の操作や仕組みについても学びました。生徒たちは「身近な自販機の中を見れるとは思わなかった」「今後は自販機を見る目が変わる」と感想を述べました。

社員との座談会

座談会では、現場で働く社員とのディスカッションも行われました。「キャッシュレス決済は今後どう進化すると思うか？」との質問に、「顔認証などの生体認証の導入が進む可能性がある」と答えると、生徒たちの目は輝きました。また、手軽さを求める意見もあり、「子どもや高齢者でも簡単に利用できる仕組みを作ってほしい」といった要望も上がりました。

議論はさらに深まり、「現金を全く持たない完全なキャッシュレス化と、現金の一部利用のどちらが望ましいか」というテーマについて討論が行われました。生徒たちはさまざまな視点から意見を交わし、現金の有無によるメリット・デメリットについて考える貴重な時間となりました。