岡山大学なかよし園によるCAREワークショップ
2026年7月3日、岡山大学の学内保育所であるなかよし園にて、保育士6名が「CAREワークショップ」を受講しました。このプログラムは、「Child-Adult Relationship Enhancement」の略であり、子どもと大人との絆を深めることを目的とした実践的な内容です。
ワークショップでは、岡山大学病院小児科の医師たち、岡田あゆみ准教授、重安良恵医員、半澤愛医員がファシリテーターとして参加しました。お話の中で重要なポイントは、具体的な褒め方や、子どもが言う言葉をそのまま繰り返すことで、自己肯定感を育むことでした。トラウマインフォームドの視点も講義に取り入れられており、保育士たちは実践的なスキルを身につけながら、子どもたちへの理解を深めていきました。
具体的な学びの内容
ワークショップでは以下の内容が中心に行われました:
1.
具体的にほめる
- 子どもの行動に対して、具体的な言葉を使って褒めることの重要性を理解し、自信を与える方法を学ぶ。
2.
子どもの言葉を繰り返す
- 子どもが発した言葉をそのまま繰り返すことで、彼らの気持ちを大切にし、安心感を育む。
3.
行動を言葉にする
- 子どもの行動を指摘し、その内容を言葉にすることで、理解を深める。
また、参加者同士でロールプレイを行い、命令や批判ではなく、子どもの心に寄り添った声かけや効果的な伝え方を実際に体験しました。これにより、保育士たちは自らの育児スタイルを見直す機会となりました。
参加者の声
一方、参加した保育士からは「このワークショップを通じて、子どもへのアプローチを見直す良い機会になった」という感想が寄せられました。「具体的な褒め方や、子どもの気持ちを受け止めることがどれほど重要であるかを実践を通して学べたのが大きかった」とのことです。
環境づくりの重要性
保育の現場では、個々の子どもに対する思いやりと、個性の大切さが重要です。一人ひとりの子どもたちが「自分は大切にされている」「安心して過ごせる」と感じられる環境作りについて改めて考えさせられました。今回の研修はそのための貴重な一歩となったと言えるでしょう。
結論
このような取り組みを通じて、岡山大学は地域中核としての役割を果たし、保育士たちがより良い保育の環境を提供できるよう支援しています。引き続き、地域と連携した特色ある研究大学としての岡山大学の活動にご期待ください。