ガーナ初のバーバーアカデミー、未来のバーバーたちの誕生
2025年12月21日と22日、ガーナの首都アクラにて「CLOUDY × MR.BROTHERS CUT CLUB」が設立したバーバーアカデミーの第1期生と第2期生、合計32名が卒業を迎えました。この特別なイベントには、政府関係者や関係者100名以上が参列し、見守る中で行われました。
競技会での熱い戦い
卒業式と同日に行われたバーバー競技会では、事前に選抜された8名の学生が参加しました。競技は「自由課題」として、モデルに合わせたヘアカットとスタイリングを30分以内で仕上げるという内容。審査項目には衛生面、時間配分、フェード技術、全体の完成度、創造性が挙げられます。
特別審査員として日本から参加したMR.BROTHERS CUT CLUBの代表、西森氏は「海外ですぐに活躍できるレベルの技術だ」と学生たちの技術力を高く評価しました。競技の結果、1位にはAbraham Sowu Narh、2位はVictoria Adubea Saka、3位はIsaac Appiahが輝きました。
卒業生の感想とメッセージ
22日の卒業式では、参加した卒業生たちが感謝の意を表明しました。彼らはバーバーアカデミーで得た恩師や仲間との出会いを宝物とし、その経験を生かしてバーバーの世界での成功を目指す決意を新たにしました。ガーナ政府が推進する技術・職業教育訓練機関(TVET)のダイレクター、Mr. Quanoo Michael氏からは、技術を習得することで人生の選択肢が広がること、そしてこのバーバーアカデミーがガーナにとって画期的な存在であることが強調されました。
バーバーアカデミーの今後
バーバーアカデミーは現在、専門学校・仮認定を取得しており、今後6ヶ月以内に本認定審査に挑戦する予定です。認定を受けることにより、学生たちの資格価値が向上し、より多くの若者が安定したキャリアを築く機会が開かれるでしょう。
特定非営利活動法人CLOUDYと株式会社ファイヤーワークス
特定非営利活動法人CLOUDYは2010年の設立以来、アフリカ・ガーナを拠点に教育・雇用・健康に関する支援活動を展開。教育支援として学校の建設、雇用創出のための縫製工場の運営、健康支援として給食提供や性教育に注力しています。「ともにつくる支援」を目指し、ビジネスと支援を循環させながら現地の自走を育んでいます。
一方、株式会社ファイヤーワークスは2013年に創業し、VINTAGEショップやバーバーショップを展開しながら、古き良きカルチャーと現代を繋ぐ「カルチャーコネクティブ」を理念としています。
このガーナ初のバーバーアカデミー卒業式は、ただの節目にとどまらず、アフリカ若者たちの未来を切り開く重要な一歩となりました。