ユース選手権大会
2025-11-12 14:04:29

若きライフセーバーたちが技術を磨く!第17回ユース選手権大会の熱戦

若きライフセーバーたちの熱き戦い



2025年10月4日から5日にかけて、静岡県下田市の白浜大浜海岸で開催された「第17回全日本ユースライフセービング選手権大会」。本大会は、公益財団法人日本ライフセービング協会(JLA)が主催し、20チーム247名の若きアスリートたちが集まりました。

ハードなコンディション


大会が行われた白浜大浜海岸は、非常に波が高く、選手たちにとって試練の場となりました。特に、2日目の午後には波がさらに高くなり、一部の選手はレースを途中で辞退することを余儀なくされました。しかし、それと同時にたくさんの選手が自らの練習を信じ、挑戦する姿を見せてくれました。

磨かれた技術と実力


中でも目を引いたのは、西浜サーフライフセービングクラブの浜地櫂依選手(U18)。彼は11月にニュージーランドで開催される世界大会のユース日本代表に選ばれるほどの実力者です。スイム、ボード、サーフスキーのすべての種目で高いパフォーマンスを発揮しました。また、同じクラブの高田理世選手や湘南GoldenAgeアカデミーの塚根小夏選手など、若手選手たちが各種目で目覚ましい成績を遂げました。

自分に挑戦する精神


今回の大会では、ライフセーバーとしての評価において、オーシャン種目とビーチ種目に挑む姿勢が特に印象的でした。選手たちは得意不得意に関わらず多様な種目に参加し、自らの限界に挑戦しています。

特にU15においては、オーシャンウーマンやオーシャンマンの表彰台を全てU15の選手が独占するという結果が見られるなど、若い世代が目を引く活躍を見せました。体格差があっても、自然の力をうまく使いこなすことが勝利への鍵であるというライフセービングの本質を体現しています。

皆で掴んだ勝利の成果


また、U18の部では、日本体育大学荏原高等学圏ライフセービングクラブが目立つ成績を上げ、特にスプリント能力において他を圧倒しました。近年、世界大会でも結果を残している海外の選手たちとの比較でも、スプリント能力が重要視されている中、彼らの成長は嬉しいニュースです。

大会全体を通じて、オーシャン関係の種目は西浜サーフライフセービングクラブが、ビーチ関係の種目は鎌倉ライフガードが好成績を収めました。チームの結束力や頻繁に行う海での練習が実を結んだ結果と言えるでしょう。

今後への期待


大会は無事に終わりましたが、次回のイベントは12月に静岡県で開催される「SERC選手権」です。この大会では、実際の監視業務に則ったシナリオでユース選手たちが挑む初めての試みであり、さらなる成長が期待されます。

今後もユース世代の選手たちの活躍に目が離せません。大会から得た経験が、彼らを次のステップへと導く原動力となることでしょう。皆で応援し続けることが大切です。


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