子どもの体調不良を見極めるために
新学期が始まると、子どもたちが学校に戻る準備が必要ですが、長期休暇明けには体調不良を訴える子どもも少なくありません。この度、ShoProが開催したオンライン講演会では、そのような悩みを抱える保護者の声に耳を傾けました。特に「学校がしんどそう」と感じるお子さまに向けて、永井智先生が頼れる相談相手となってくれるこの企画は、全5回の連載記事としてお届けします。今回はその第3回目にあたる内容で、子どもの体調不良の見極め方や、ストレスとの関係について詳しく解説します。
ストレスと体調不良の関係
多くの保護者が特に心配するのが、子どもが体調不良を訴える瞬間です。風邪やインフルエンザにかかっているのか、それとも心理的なストレスが表に出ているのか、判断が難しいことがあります。不調の原因がストレスによるものであれば、実際には身体に害を及ぼすことは少ないですが、精神的な負担がその症状を引き金にしている場合も考えられます。
例えば、登校前に腹痛を訴える場合、肉体的な病気が隠れているのか、あるいは学校でのプレッシャーや人間関係のストレスが影響しているのかを見極める必要があります。最初のステップは、子どもがどのような状態で体調不良を訴えるのか、その表情や言動を注意深く観察することです。
親ができる寄り添い方
体調不良やストレスの状態を理解するうえで、親からの寄り添いが大変重要です。以下のような声掛けが有効です。
- - まずは話を聞く: 「どうしたの?」と優しく聞いてみることで、子どもが感じていることを伝えやすくなります。
- - お子様の気持ちを受け止める: 「学校が怖い気持ちもあるよね」というように、子どもの感じることに共感します。
- - 選択肢を与える: 「行きたくないなら、今日は休んでもいいよ。ただ、こうするのはどうかな?」という提案をすることで、子どもが不安を軽減できるかもしれません。
こうした声掛けを繰り返すことで、子どもは自分の気持ちや考えを少しずつ明確にすることができ、精神的に楽になる場合があります。
相談の手段としての『お手紙カウンセリング』
実際、どうしても頭の中が整理できない場合、永井智先生が提供する『お手紙カウンセリング』を利用する手もあります。あらかじめお悩みを文字にしてみることにより、自分の状況を冷静に整理することができるため、心が少し軽くなるかもしれません。このカウンセリングでのポイントは、じっくりと考え、悩みを言葉にすることで、自らが抱える心の重りを軽減することにあります。
まとめ
子どもが体調不良を訴えたとき、親は心配になるものですが、その理由は様々です。ストレスによるものか、実際の体調不良か見極めることが求められます。親が寄り添い、話を聞きながら優しくケアすることで、子どもも安心感を得られるかもしれません。まずは子どもが感じていることを大事にし、必要に応じて専門家のアドバイスを受けるのも良い選択です。安心できる環境の中で、子どもの心を軽くする一助となれれば幸いです。