大阪・グランフロントで新たなアート体験、「ART SCRAMBLE」第9弾がスタート！

大阪・グランフロントに新たなアートの風が吹く

2025年3月18日から始まる「ART SCRAMBLE」の第9弾が、大阪のグランフロントに登場します。このプロジェクトは、全国そして世界で活動するアーティストを支援し、彼らが築く新たなアートのかたちを見せる場としての役割を果たしています。アートに触れることで、人々の日常がどのように彩られるのか、そんな体験をみんなで楽しんでいきたいと思っています。

新作アートが来街者を迎える

新たに展示される作品は5点。南館せせらぎテラスには、笹岡由梨子氏のオブジェ作品が設置され、未来の時計をテーマに彼女の身体性を強調したアートが鑑賞できます。この作品は、毎時0分と30分に展示される映像や音楽が切り替わり、見る者をさまざまな感覚で楽しませます。

うめきた広場西側の会議室には、初めてのメディアアート作品も登場します。NONOTAKの作品では、36の鏡が調和した光と音の演出を提供し、訪問者をアンビエントな世界へ誘います。まるで光の中で遊ぶように、心地よい時を過ごすことができるでしょう。

さらに、Tim KojimaのベンチアートやMOYAによる大階段アートもあり、それぞれの作品は大阪という都市の魅力を反映しています。特に、MOYAは大阪・関西万博に向けた作品を通じて、地域のそんなエネルギーを表現しました。

子どもたちにアートの楽しさを

今回の「ART SCRAMBLE」プロジェクトでは、アート体験を通じて子どもたちにもその楽しさを感じてもらう機会を設けています。特に、武蔵によってデザインされたストリートアートピアノは、来街者が自由に演奏できるというユニークな試みです。これにより、みんながアートに親しみを持てるよう、アートの楽しさが広がっています。

未来を見据えたアートプロジェクト

「ART SCRAMBLE」は、継続的に新しい作品に入れ替えられ、観る人々に新鮮な体験を提供し続けます。プロジェクトのディレクターを務める椿昇氏は、アートを通じて社会との関連を問い直す重要な機会を提供したいと考えています。アートの持つ力を信じて、新しい表現が生まれる未来を楽しみにしたいですね。

大阪・関西万博を前に設けられたこのアートプロジェクトは、都市の玄関口であるうめきた広場に彩りを加え、今後も多くの人々に愛されることでしょう。アートは日常を豊かにし、コミュニティの強さを引き出す力があります。「ART SCRAMBLE」で、新たなアート体験を通じて、皆さんにアートの楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。ぜひ、お気軽に足を運んでみてください。