木更津高専が支持する未来の科学者たちを育むキッズ・サイエンス・フェスティバル2025

木更津高専が主催したキッズ・サイエンス・フェスティバル2025

2025年8月22日、千葉県木更津市にある木更津工業高等専門学校で「キッズ・サイエンス・フェスティバル」が開催されました。このイベントは、毎年夏休み期間中に小学生向けに行われる理科に関する工作や実験を体験できる貴重な機会です。今年も大勢の小学生が参加し、科学の楽しさに触れることができました。

多彩な講座内容

フェスティバルでは、事前予約が必要な講座と、当日参加可能な講座がそれぞれ設けられ、全16の講座が開かれました。予約制の講座は10つ、飛び入り参加できる講座は6つ用意されていたため、予想以上の参加者がありました。特に、事前抽選で落選した小学生にも、当日参加できる講座があったことで、多くの子どもたちが科学の魅力に触れるチャンスが得られました。

参加者数は395名にも及び、アンケートでは「実験のおもしろさに気付いた」「お兄さん・お姉さんの説明が理解しやすかった」「難しいところもあったけれど楽しかった」といった高評価の声が寄せられました。これは、講座を運営したスタッフの努力の賜物です。

地域社会との連携

昨年に引き続き、木更津高専の技術振興交流会に参加する企業や非営利団体も講座を出展しており、多様な視点での科学教育が行われました。地域企業の協力により、本イベントはさらに充実した内容となり、感謝の意を表したいと思います。木更津高専は今後も地域との連携を深め、様々なイベントを通じて地域貢献を目指していきます。

木更津工業高等専門学校とは

1967年に設立された木更津工業高等専門学校は、これまでに8510名の本科卒業生と769名の専攻科修了生を輩出しており、国内外で幅広く活躍する人材を育成してきました。当校の教育方針は、幅広い教養と国際的視野を育んだ上で、創造的なエンジニアを育てるために必要な判断力、創造力、実行力を養うことを目指しています。また、理論の理解を深め、実践的な技術者として社会に貢献できるよう、教育に力を入れています。