アドビの支援で子どもたちに美術館体験を
アドビ株式会社と国立美術館が共同で手掛ける「Connecting Children with Museums」イニシアチブが、2025年度も引き続き開催されることが発表されました。この取り組みは、子どもたちが芸術に触れる機会を増やし、その環境を整備することを目的としています。
美術館体験を通じた学びの場
昨年に引き続き、実施されるプログラムには、子どもやその家族を対象にした多様なイベントがあります。今年も全国7つの国立美術館では、子どもたちが心豊かな体験をできる観覧日や特別プログラムが準備されています。
ファミリーデーと多彩なイベント
「ファミリーデー」では、家族で気軽に展示を楽しむことができる特別な日が設けられています。参加者は、鑑賞ツールを使って展示を楽しんだり、館内を探検したりと、芸術の楽しさを体験できます。また、美術に興味を持つ中高生向けには、「中高生プログラム」が用意されており、作品の背後にあるストーリーを深く理解できるような連続プログラムも実施されます。
各地域の特色あるプログラム
東京エリアの見どころ
- - 東京国立近代美術館では、2025年11月に「Family Day こどもまっと」が開催されます。この日はいくつかのプログラムが実施され、子どもたちが芸術に触れる機会が作られます。
- - 国立新美術館では、夏休みに親子向けの缶バッジ制作ワークショップやアーティストによる特別なワークショップが行われます。
関西・北陸エリア
- - 国立国際美術館では、子どもたちが作品を気軽に楽しめる「こどもまんなかNMAOファミリー☆デー」が行われ、楽しいアクティビティが用意されています。また、京都国立近代美術館では、バックヤード見学や学芸員業務の体験ができるプログラムがあります。
参加方法と詳細
各美術館のプログラム詳細や参加方法については、国立美術館の公式ウェブサイト「おでかけ国立美術館」(
https://odekake.artmuseums.go.jp/)にて随時更新されます。事前申込が必要なプログラムもありますので、興味のある方は早めのチェックをお勧めします。
まとめ
アドビの支援により、2025年度は子どもたちが創造的な体験を通じて、美術館との距離を縮める絶好の機会となります。ぜひご家族で参加し、アートの世界を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。貴重な体験が、子どもたちの心を育むきっかけになることでしょう。