PRIME AIRの全館空調システムが受賞
住友林業株式会社が提供する「PRIME AIRオリジナル全館空調システム」が、子どもの健康に配慮した性能で評価され、第19回キッズデザイン賞を受賞しました。この受賞は、住友林業グループの4年連続の快挙であり、今後も子どもの健全な成長を支える住まいの提供に努める意向を示しています。
キッズデザイン賞とは
キッズデザイン賞は、子どもたちが安全で安心して暮らすための製品やサービスを表彰する制度です。主催は特定非営利活動法人キッズデザイン協議会で、経済産業省や内閣府などが後援しています。この賞は、単なるデザインだけでなく、社会課題解決に寄与する活動や制度も評価の対象となっています。受賞した製品には「キッズデザインマーク」が与えられ、品質の証明となります。
受賞製品の特徴
「PRIME AIRオリジナル全館空調システム」は、高断熱性能や気密性を兼ね備えた住友林業の住宅と、ルームエアコン、さらには調湿機能を持つ換気装置を組み合わせて作られています。このシステムは、室内の温度と湿度を快適に保ちながら、子どもの健康に特に配慮した設計です。
住環境は子どもに多大な影響を与えることが研究で明らかになっており、空気が乾燥すると喘息や皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。このシステムでは、冬の乾燥を軽減し、梅雨時期の湿度管理も行い、健康で快適な居住空間を実現します。
また、VAV制御機能(可変風力制御)によって、部屋ごとに適切な風量を調節し、夜間には子どもが安眠できる環境を提供する工夫もされています。
システムの意義
子どもの成長に直結する学習効率にも影響を与える室内環境。この全館空調システムは、子育て世代にとって非常に重要な温度や湿度管理の課題を解決する手助けをしています。
住友林業グループは、持続可能な開発と環境への配慮を重視し、木材建材の事業から不動産開発、さらには木質バイオマス発電に至るまで多岐にわたる活動を行っています。彼らの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」では、森林のCO2吸収量の増加や炭素固定を目的として、さまざまな施策に取り組んでいます。
結論
「PRIME AIRオリジナル全館空調システム」は、単なる空調システムではなく、家族の健康を守るための重要な技術です。これからも住友林業は安全で快適な住環境を提供し、子どもたちの明るい未来に寄与していくことでしょう。住友林業の取り組みは、今後の建築業界にも大きな影響を及ぼすと期待されます。