リーフラス株式会社、2025年上半期決算を発表し業績好調を報告！

リーフラス株式会社、2025年上半期決算を発表

リーフラス株式会社は、2025年の上半期における未監査財務諸表を発表しました。同社は子ども向けのスポーツスクール事業や部活動支援事業に特化した企業であり、米国NASDAQにも上場しています。業績は前年同期と比べて好調な進展を見せており、売上高は55億円（約3,810万米ドル）と、前年同期の48億円から15.0%の増加を記録しました。

財務ハイライト

特筆すべきは、売上総利益が14億円（約1,000万米ドル）で、前年同期比でも16.1%の増加を実現した点です。また、総利益率も26.3%と前年同期の26.0%から向上しました。これに伴い、純利益も5,370万円（約40万米ドル）から25.6%増加し、1株当たり利益も順調に伸びています。

スポーツスクール事業の成長

リーフラスのスポーツスクール事業は、2025年上半期に69,500名の会員を持ち、前年の65,337名から6.4%の増加を記録しました。特に、社員一人当たりの売上高も610万円（約42,433米ドル）と前年の590万円から4.2%増加し、効率的な運営が進んでいることを示しています。

さらに、イベント参加者数も前年の84,651名から90,501名に増加し、事業全体の活性化に貢献しています。これは、地域に根ざしたスポーツ活動が実を結んでいる証拠です。

ソーシャル事業の拡大

一方、部活動支援に関するソーシャル事業も目を見張る成長を遂げています。349校の受託校数は前年の235校から48.5%の増加となり、地域の教育ニーズに応える充実したサービス提供が実現されています。社員一人当たりの売上高も510万円（約35,121米ドル）で前年の420万円から21.7%の増加です。

CEOのコメント

リーフラス株式会社の代表取締役CEO、伊藤清隆氏は「業績が出た背景には、会員数の増加と地域密着型サービスの強化がある」と評価し、引き続きスポーツ教育の重要性を訴えています。また、同社が目指す「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」という教育理念が、非認知能力の育成に寄与している点を強調しました。

さらに、2025年10月には初の新規株式公開（IPO）を行い、約6億7,350万円（470万米ドル）の資金を調達しました。これは、将来の事業拡大に向けた重要なステップでもあり、株主や地域、子どもたちとのつながりを強化するものとしています。

今後の展望

リーフラスは2025年12月末までの会計年度においても売上高のさらなる増加を見込んでおり、8,020万米ドルから8,260万米ドルの範囲を予測しています。これは前年の7,160万米ドルから11.9%から15.3%の増加を意味します。また、営業利益も前年からの増加を見込み、経営基盤の強化を図っています。