40回目を迎える成田空港周辺児童書道・絵画展
2025年夏、成田空港周辺の11市町からの小学生が参加する「第40回成田空港周辺児童書道・絵画展」が開催されます。この展示は、1981年に始まった伝統的なイベントで、今年で40回目を迎えることから、特別な意味を持っています。
今年の応募状況と入賞作品
今年は、全79校から合計9,054点の作品が提出されました。書道部門では4,449点、絵画部門では4,605点が寄せられました。その中から厳正な審査を経て、最優秀賞をはじめとする各賞が決定しました。特に注目したいのは、第40回記念特別賞が新設されるという点です。この特別賞は、記念すべき節目にふさわしい特別な栄誉です。
入賞作品は、書道の部から145点、絵画の部から116点が選ばれました。最優秀賞を受賞したのは、書道では寺口茉那さん(成田市立中台小学校)が「そら」という題材で、絵画では木村琉志さん(香取市立佐原小学校)が「うちゅうへ、わくわくひこうき」という作品で選ばれています。これらの作品は、子どもたちの豊かな感性を感じさせるもので、鑑賞者に深い印象を与えることでしょう。
展示場所と日程
作品の展示は、以下の2つの主要な場所で行われます。
1.
成田空港第2ターミナル
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期間: 2025年7月18日(金)~8月8日(金)
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場所: 本館2階国内線連絡通路
- ※8月8日の展示は13:00頃まで
2.
航空科学博物館
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期間: 2025年8月9日(土)~8月25日(月)
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場所: 航空科学博物館内
また、各市町の公共施設でも入選作品が展示されます。展示は、市町内の小学校からの入選作品に限られるため、地域の子どもたちの作品を身近に感じながら楽しむことができます。
表彰式について
さらに、表彰式は2025年7月28日(月)の15:30にNAA本社ビルで行われる予定です。この式では、最優秀賞や金賞、銀賞、銅賞など、各賞の受賞者が表彰されます。特に第40回記念特別賞の受賞者にとっては、一生の思い出に残る瞬間となることでしょう。
まとめ
ぜひこの機会に、成田空港周辺の小学生たちが描く夢や思いを詰め込んだ作品の数々をご覧ください。子どもたちの視点から生まれた感性豊かなアートに触れ、彼らの心を感じる素晴らしい体験ができることでしょう。作品展を訪れることで、地域の未来を担う子どもたちの才能の素晴らしさを再確認できる貴重な機会です。さあ、夏に向けて家族での楽しいおでかけを計画してみませんか?