医療的ケア児を支える『to:alla』が関西キッズ機器展に出展！

医療的ケア児を支えるブランド『to:alla(トアラ)』

医療的ケア児のニーズに応える製品を展開する『to:alla』は、このたびキッズデザイン賞を受賞しました。このブランドは、単なる製品を提供するだけでなく、医療的ケアが必要な子どもたちやその家族の日常生活を支えるためのリソースを提供しています。

ブランドの理念と成り立ち

『to:alla』の背景には、利用者の声を反映させるという強いスタンスがあります。創業以来、繊維製品を手掛けてきた丸眞株式会社は、2021年に医療福祉ビジュアルディレクターの河東梨香を迎え入れ、医療的ケア児を中心とした商品開発をスタートしました。社内プロジェクトとして進められたこの取り組みは、「本当に必要なものが届けられているのだろうか？」という問いから始まりました。

ユーザーとの対話を大切にするものづくり

『to:alla』は、医療的ケアが必要な子どもやその家族、さらに医療機関や福祉施設との座談会やヒアリングを通じて、実際のニーズを把握しています。「特別なものが欲しいのではなく、みんなで一緒に使えるものが一番いい」という言葉を胸に、日常の「使いづらい」に直面する家族の声を反映した製品を開発しています。

新商品「ぺたっとつけるスタイ」とは

新しく登場した「ぺたっとつけるスタイ」は、病気や障害のあるお子様だけでなく、すべての子どもたちが使いやすいことを目指して作られています。利便性を追求し、次のような特長を持っています。

1. 成長に応じたデザインと機能性: 無段階に調整可能で、個々の成長に応じて長期間使える。
2. 簡単に取り外せる: ケア中でも片手で外せる便利な設計で、肩周りまでカバーする幅広設計。
3. 共創と社会への発信: 医療的ケア児の家族と共に開発を進め、一般販売を通じて社会への理解を深める取り組み。