選書センター大賞2025
2025-12-01 14:02:28

全国の図書館員が選んだ!「選書センター大賞2025」の受賞作品とその魅力

全国の図書館員が選んだ!「選書センター大賞2025」の受賞作品とその魅力



2025年12月1日、日本出版販売株式会社が主催する「図書館員がえらぶ 選書センター大賞2025」の受賞作品が発表されました。この賞は、全国の図書館員が選んだ図書の中で特に優れた書籍に贈られるもので、今年で5回目の開催を迎えます。今回は、小学校部門と中学校部門を新たに設立し、それぞれの部門での受賞作品が注目されています。

小学校部門の大賞作品『かみなり』


今回、小学校部門で大賞を受賞したのはポプラ社から出版された『かみなり』です。この書籍は、監修を妹尾堅一郎氏が務め、カミナリやイナズマの魅力と不安を子どもたちに伝えています。受賞に際して、妹尾氏は「まさに『晴天の霹靂』です!この受賞を通じて、より多くの子どもたちとその親がカミナリの魅力に触れることができれば幸いです」と感謝の意を表しました。

中学校部門の大賞作品『さばの缶づめ、宇宙へいく』


中学校部門の大賞は、イースト・プレスから出版された『さばの缶づめ、宇宙へいく』です。著者の小坂康之氏は、宇宙という大きなテーマを通じて、子どもたちのワクワクやドキドキを描いた書籍です。受賞コメントにおいて、小坂氏は「子供たちの冒険心は宇宙に届く無限の力を持っている。この本が皆さんの冒険心の扉を開くきっかけになれば」と述べ、その思いを伝えました。

受賞作品の選定方法


「選書センター大賞2025」では、図書館員494名が参加し、各部門のノミネート図書に投票を行いました。ノミネート作品は、選書センターのコンシェルジュがNDC(日本十進分類法)に基づいて選定した220冊から、各図書館員が最大3冊を選ぶ形式で行われました。投票期間は2025年の9月1日から11月9日までで、全国の図書館員たちがそのおすすめの書籍を決定しました。

図書館員が選ぶ意味


この選書センター大賞は、図書館員の視点から図書の選定を行うことによって、より多様で魅力的な書籍を学校図書館に提供できることを目的としています。図書館員たちの専門的な視点から選ばれた本は、学校図書館の活性化にもつながるでしょう。

今後の活動と読書推進


今後は、受賞作品を含むパンフレットが図書館や書店に配布され、より多くの読者が受賞作品に触れる機会が増えることを期待しています。また、小中学校の児童や生徒向けに図書を提供する「日販図書館選書センター」では、約3万冊の図書が取り揃えられ、新刊図書の展示や選書サポートを行っています。実際に手に取ることで新たな発見ができる場所として、ぜひ利用してほしいと思います。

選書センターの所在地やアクセス情報
所在地は東京都千代田区麹町で、具体的なアクセス方法は公式サイトで確認できます。事前予約制での来場となりますので、興味のある方は電話やメールでお問い合わせください。

このように、「図書館員がえらぶ 選書センター大賞2025」を通じて、多くの素晴らしい書籍が選ばれ、全国の子どもたちへと届けられることが期待されます。皆さまもぜひ、この機会に新しいお気に入りの本と出会ってみてはいかがでしょうか。


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