合唱曲『フェニックス』
2025-05-08 10:08:21

子どもたちの心を歌に込めた合唱曲『フェニックス』が誕生

合唱曲『フェニックス』が誕生



能登半島地震の被災地、能登から生まれた合唱曲『フェニックス』が、子どもたちの「復興への想い」を受けて完成しました。この合唱曲は、NPO法人MBFC(Music & Book Fanclub with Children)によって作られ、作曲者の弓削田健介さんが代表を務めています。彼は、キャンピングカーで全国を巡りながら、小中高生が歌う合唱曲を作曲しており、これまでに2000回を超えるコンサートを行っています。

キックオフイベントの概要



5月14日(水)に輪島高校にて行われたキックオフイベントでは、約250名の高校生と近隣の小学生たちが『フェニックス』を披露しました。この日のために集まった全国の合唱団からの「能登へのメッセージ&合唱ビデオ」を大スクリーンで映し出しながら、合唱を行いました。また、茨城県つくば市の中学校とオンラインでつながり、インタラクティブな交流も実施されました。これにより、遠く離れた地域同士が歌で結びつく感動的な瞬間が生まれました。

復興の願いを込めた歌



弓削田さんは、輪島高校の生徒たちが復興花火に込めた想いに強く心を動かされ、『フェニックス』を作曲することに決めました。彼は能登の小中高校を訪問し、300以上の「復興への想い」を子どもたちから集めました。この合唱曲には、災害を乗り越えようとする人々への応援メッセージが込められ、歌を通じて希望を届ける意義があります。

全国をつなぐ「歌むすび」活動



今後、弓削田さんはキャンピングカーで全国47都道府県を巡り、各地の子どもたちから『フェニックス』を歌ってもらい、その様子をビデオに収録していく予定です。この活動は『歌むすび』と呼ばれ、能登と全国を音楽で結ぶ取り組みです。合唱団の復興を目指し、多くの人々と共に「復興のメッセージ」を共有していきます。

心を一つにする合唱の力



「フェニックス」の歌詞には、地震や災害だけでなく、困難に打ち勝つ力が込められています。この合唱曲を通じて、多くの人々とつながり、共に元気になれる力が音楽にはあると、弓削田さんは信じています。輪島高校から始まったこの歌の輪が、全国へ、さらには世界へと広がっていくことを願っています。

このように、『フェニックス』はただの合唱曲ではなく、被災地の子どもたちの心の叫びが込められた、一つの復興の象徴です。多くの人がこの歌を通じて、希望を見出し、つながりを感じることができるでしょう。


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