オリンパスマーケティングの二度目の「くるみん認定」取得
オリンパスマーケティング株式会社が、子育てサポート企業として厚生労働大臣による「くるみん認定」を再度取得しました。この認定は、昨年2020年に続き、企業としての社会的責任を果たし、社員の育児支援に対する取り組みが評価された結果です。
「くるみん認定」とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、企業が策定した行動計画やその達成状況が一定の基準を満たしていると認められた場合、全国の子育て支援に関与する企業に与えられます。
仕事と育児の両立支援施策
オリンパスマーケティングでは、全社員が公平にさまざまな機会を得られるようサポート体制を整えています。具体的な取り組みには、以下のような施策があります。
- - 育児休業の促進:育児休業を取得しやすくするための支援制度を用意し、社員が安心して育児に専念できるようにしています。
- - 休業中のファイナンシャルサポート:配偶者の出産に合わせて育休を取得した社員には、休職中の賞与減額を補填する制度を設けています。これにより、経済的な不安を軽減し、育児に集中できる環境を提供しています。
- - 特別休暇の付与:配偶者の出産に伴う特別休暇を設け、出産日や出産予定日の前後に合計3日の有給休暇を取得できるようにしています。
- - 代替雇用策の制度:外勤社員が育児休業を取得する際には、医療業界の営業経験者を派遣し、業務をスムーズに続けられるようにしています。
- - 短時間勤務制度の導入:小学生のお子様を養育する社員のために、最大2時間の短時間勤務が可能としています。この制度は、子どもが成長する時期に応じた柔軟な働き方を実現しています。
これらの取り組みにより、男性社員の育児休業取得率は95.3%、女性社員は100%に達しています。特に、育休制度の充実は、男性社員が育児に参加しやすくする効果を上げています。
女性社員の活躍支援
オリンパスマーケティングでは、女性社員のキャリア形成とリーダーシップ支援にも注力しています。社外の女性管理職とのメンタリングサービスを提供し、半年間にわたる個別指導を通じて、将来の成長を促進しています。また、女性リーダー向けのスキル研修も行い、女性同士のネットワーキングを促す機会を設けています。
経営層からのメッセージ
経営戦略本部人事戦略部長の小貫達郎氏は、今回の「くるみん認定」について、社員一人ひとりの意識と行動、そして職場全体の協力が成し遂げた成果であると強調しています。社員が安心して働くことで、より良いサービスを提供できると信じ、継続的な改善に努めています。このように、オリンパスマーケティングは、ライフステージに応じた柔軟な働き方を実現し、社員が自分の力を最大限に発揮できる職場づくりを追求しているのです。
まとめ
オリンパスマーケティングの「くるみん認定」再取得は、育児と仕事の両立を積極的に支援する企業文化の証です。今後も、社員が安心して働ける環境を整え、より良いサービスの提供を目指し続ける姿勢は、他の企業にとっても模範となるでしょう。企業の社会的責任として、育児支援に注力する姿勢は、より質の高いサービスを生み出す原動力となっています。