女子プログラミングスクールで小2生がグランプリ受賞へ！

小学2年生の池田晴香が受賞した「スタートアップJr.アワード2024」

2025年3月1日、全国で開催された「スタートアップJr.アワード2024」の決勝大会において、小学2年生の池田晴香さんが見事にグランプリを受賞しました。この大会は、文部科学省が後援しており、小・中・高校生が自らのアントレプレナーシップを発揮し、社会課題に対する解決策を提案するイベントです。.

全体で2,214名、1,087組のエントリーから選ばれたファイナリストたちが集まり、池田さんもその一人として選ばれました。この受賞の背景には、彼女の独自のアイデアと努力がありました。

仲間とのインタビューから生まれたアイデア

池田さんは、出場にあたり、griteenの講師と共に周囲の困りごとを調査しました。その中で、多くの女の子たちが「帰り道が一人だと不安に感じる」との声を聞き、彼女の中に「女の子が安心して帰れる仕組みを作れないか」という思いが芽生えました。彼女は、子どもたちが自由に待ち合わせができるアプリを開発することに決めました。

開発からテストまでの過程

アプリ開発のために、池田さんは設計図を作成し、Canvaを使ってデザインをしました。400個以上のコードブロックを組み合わせてプロトタイプを完成させ、その後、約25人にアプリを実際にテストしてもらいました。実に92%のユーザーが「とても使いたい」との反応を示し、更に「親との居場所共有機能を追加してほしい」といったフィードバックも得られました。これらの意見を基に改良を重ね、果敢にプレゼンテーションの練習を行いました。

決勝大会の熱気

そして迎えた決勝大会は東京証券取引所にて開催され、池田さんは自信満々でプレゼンを行いました。会場には教育関係者や企業の審査員が集まり、彼女の発表を真剣に聴いていました。受賞発表の瞬間、会場は歓声に包まれました。彼女が名前を呼ばれると、その表情は驚きと喜びで輝き、特別審査員である尾木直樹氏からトロフィーを授与されました。そして、副賞として大阪万博のチケットも贈られました。

「griteen」の学び：未来の女性プログラマーを育てる

女子特化プログラミングスクール「griteen」は、小学生から高校生までの女の子とその保護者を対象にしたオンライン教育を行っています。griteenは、単なるプログラミングスキルを教えるのではなく、受講生が自身のオリジナルなアイデアを実現することを重視し、質の高いプレゼンテーション技術を身につけさせるカリキュラムを設計しています。
池田さんは、わずか半年前にこのパーソナルコースに参加し、特別な指導を受けながら自身の目標に向かって努力しました。

受賞を意味するもの

池田さんの受賞は、彼女の個々の努力に加え、griteenのプログラムが持つ育成力の証でもあります。彼女は「友達と楽しくおしゃべりしながら帰れる未来を作りたい」との強い思いを語っています。この思いを実現するためにさらなる改良を重ね、彼女自身もより良い未来を形作るためにプログラミングの力を信じ続けるでしょう。

griteenは、プログラミングを通じて次世代の女性リーダーたちの成長を支援し、彼女たちがキャンパスだけでなく、国際的な舞台で活躍できる力を育んでいきます。

株式会社Griteenについて

株式会社Griteenは2024年2月に設立され、女性が理系の分野でも活躍できる未来を見据えたプログラミング教育を推進しています。オンライン授業だけでなく、実際のプログラミング体験イベントを通じて、多くの若い女性たちに学びの場を提供しています。今後もGriteenはプログラミング教育の可能性を広げ続けるでしょう。