文教大学のサステナブルな卒業記念品
文教大学が、コロナ禍で使用していたアクリルパーテーションを新たな形で蘇らせるプロジェクトを始めました。この取り組みの一環として、2024年度卒業生を対象に「アクリルしおり」を制作しています。
このアクリルしおりは、コロナ禍の影響で困難な状況の中を乗り越えてきた卒業生たちへの贈り物として位置づけられています。卒業式は、東京あだちキャンパスで3月15日、越谷キャンパスで3月16日、湘南キャンパスで3月19日に行われる予定です。当日は、しおりとともに、学生が未来へのメッセージを綴ったカードも手渡される予定です。このメッセージカードには、学生同士の絆や新たな希望など、卒業生たちが大切に思う思いが込められています。
アップサイクルの意義
今回は、文教大学に登録されているあだちSDGsパートナーの企業、有限会社三幸の協力を得て、このプロジェクトが実現しました。不要なアクリル板を再利用することで、環境への配慮とともに、持続可能な取り組みを体現しています。このアプローチは、ただの卒業記念品ではなく、サステナブルな未来を築くための一歩でもあります。参加した学生たちにも、SDGsについて理解を深める機会が得られることでしょう。
学生たちの思い
コロナ禍での学生生活は、多くの制約と挑戦に満ちていました。そんな中でも、仲間と共に過ごした日々、学び合った経験はかけがえのないものです。アクリルしおりは、そんな思い出を形にする役割を担っています。学生たちは、この特別なしおりを通じて、過去の困難な時期を振り返りつつ、これからの未来へと気持ちを高めていくことでしょう。メッセージカードには、卒業生たちが心に思う「次のステップ」の希望や夢も記される予定です。
文教大学の紹介
文教大学は、「人間愛」を建学の精神として、2024年5月1日現在、8,405名の学生が在籍する総合大学です。越谷キャンパス(教育学部・人間科学部・文学部)、湘南キャンパス(情報学部・健康栄養学部)、東京あだちキャンパス(国際学部・経営学部)の3つのキャンパスを持ち、幅広い分野で学びを提供しています。
この特別なアクリルしおりとメッセージカードが、2024年度の卒業生にとって、心温まる思い出となることを願っています。そして、この取り組みを通じて、環境意識をさらに高める一助となることを期待しています。