子ども権利写真展
2025-11-04 13:00:59

子どもの権利を考える「子どもの権利写真展」が中野で開催中

子どもの権利について考えよう!



11月20日は「世界子どもの日」と「中野区子どもの権利の日」です。この特別な日を前に、中野区立中野東図書館では「子どもの権利写真展」が行われています。この展示は11月1日から12月25日まで開催されており、入場料は無料。多くの親子連れや地域の住民が足を運んでいる様子です。

この写真展は、国際NGOであるワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)が主催し、中野区立中野東図書館との共催で開催されています。皆さんに子どもの権利の重要性を知ってもらい、その理解を深めてもらうための素晴らしい機会です。特に今年は、「子どもの権利の主体」である子ども自身の理解を促進することを目指した展示が工夫されています。

参加型のコーナーも充実


今年の写真展では、昨年に引き続き参加型コーナーが設けられており、子どもたち自身が意見を表明することができます。シールを使用して、子どもの権利条約に関する4つの一般原則、「差別の禁止」「子どもの最善の利益」「子どもの意見の尊重」「生命、生存と発達に対する権利」をテーマに、多くの意見を募っています。このコーナーは昨年よりもさらに拡充され、来場した皆さんが自由に感想を残せる新たなエリアも追加されています。

権利について学ぶ工夫


また、「権利ってなんだろう」という新たな展示も登場しています。これは、誰もが生まれながらに持っている「権利」という普遍的価値に焦点を当てており、幅広い年齢層の子どもたちが理解できるように工夫されています。どのように権利が私たちの生活に影響を与えるのか、家族で話し合う良い機会になるでしょう。さらに、ご家庭に持ち帰れるブックレットも準備され、学びが続く仕組みが用意されています。

世界子どもの日の意味


「世界子どもの日」は1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」を記念する日です。この条約は196の国と地域が批准しており、子どもの権利を普遍的に保障するものです。これにより、子どもたちが直面する様々な課題に対して、社会全体での取り組みが進められています。

日本では2022年に「こども基本法」が成立し、2023年から施行されております。中野区でも「中野区子どもの権利に関する条例」が制定され、地域の子どもたちの権利が保障される仕組みが整いつつあります。

参加することの意義


今回の「子どもの権利写真展」は、単なる展示にとどまらず、すべての子どもが平等に権利を有することを知る機会になります。ぜひ、家族や友人と一緒に訪れ、この大切なテーマについて考えるきっかけにしてください。

会場は中野坂上駅から徒歩1分の距離にあり、交通アクセスも良好です。ぜひお立ち寄りください。どのような小さな行動でも、子どもたちの未来を豊かにする一歩となります。

希望を贈るクリスマスキャンペーンも


さらに、WVJでは「希望を贈ろう」と題したクリスマスキャンペーンも展開中です。このキャンペーンは、貧困や紛争、自然災害により困難な状況にある子どもたちへ希望を届けるために、皆さんの協力を求めています。

詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。すべての子どもの権利が尊重される社会を目指すために、今こそ私たちにできることを考え実践する時です。子どもたちの笑顔を守るため、皆さんと一緒に立ち上がりましょう!


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