子どもたちが楽しむ「書くことの大切さ」を学ぶ手帳プロジェクトが始動

書くことの楽しさを引き出す「手帳編」プロジェクト

一般社団法人日本文化教育推進機構が、株式会社パイロットコーポレーションと協力し、小学生を対象に「書くことの大切さ」を学べるプログラム「書くって大切なこと手帳編」を発表しました。このプロジェクトは、子どもたちが自らの感情や考えを自由に表現できるように、オリジナル手帳を通じて「書くこと」を楽しむために作られています。

この手帳の主な目的は、単なるスケジュール管理ではなく、書く楽しさを体感しながら自由に自分を表現することです。友達への手紙や日々の出来事、未来の夢について書いたり、絵を描いたりすることで、子どもたちの創造力を育てることが期待されています。年末年始の授業にぴったりのこの教材は、特に2026年1月からの新しいスタートを見据えています。

教材内容

「書くって大切なこと手帳編」では、以下の内容が提供されます：

1. 児童用オリジナル手帳：1人1冊、非売品。子どもたちが楽しめる仕掛けが満載です。
2. 教師用指導スライド：PowerPoint形式で提供され、1〜2時間の授業に対応しています。
3. 指導案：授業のポイントや児童の反応例を掲載し、教師がスムーズに指導できるようサポートします。
4. 消せるボールペン：手帳との相性抜群で、自由に書き直せる「フリクションボールノック」を1人1本提供します。

プログラムの特徴

「書くって大切なこと手帳編」にはいくつかの特長があります。

- 楽しく書く体験：子どもたちが手書きの楽しさを実感できるような内容で、感情を言葉にする力や考えを整理する力を養います。
- 教科横断的な活用：国語や総合学習、特別活動など、多岐にわたる教科で利用可能で、年度を通しての柔軟な活用が見込まれます。
- 準備不要：手帳や指導素材がセットになっているため、すぐに授業を始めることができます。

対象学年・地域

このプログラムは小学校1年生から6年生を対象としており、全国の小学校や学童、フリースクール、学習塾でも利用できます。授業時間は1〜2時間を想定しており、全国の教育機関からの参加が待たれています。

申し込み方法

「書くって大切なこと手帳編」の教材は無償で提供され、対象人数は先着10,000名の児童です。申し込みは、2025年11月11日から受け付けが始まり、教材発送は12月1日から順次行われます。

申し込みを行う際には、公式サイトの応募フォームやQRコードを使用してください。また、基本編の実践も推奨されています。