折り紙で広がる数学と科学の世界
2026年8月29日、東京都文京区のK会にて、中高生を対象にした夏期セミナー「折り紙と科学と芸術」が開催されます。特筆すべきは、スタンフォード大学大学院生であり、折り紙アーティストとしても活動する益子遼祐さんが講師として招かれることです。
セミナーの内容
セミナーでは、参加者が実際に紙を折る体験を通して、折り紙と数学や科学との関係について学ぶことができます。益子さんは、折り紙の技術が与える影響について分かりやすく説明し、専門知識がなくても科学への理解が深まるよう工夫されています。
折り紙:日本の伝統文化
折り紙は、日本の伝統的な文化であり、その裏には多くの科学的原理が隠れています。例えば、古代ギリシャが抱えていた「角の三等分問題」は、従来の方法では解けませんでしたが、折り紙の手法を用いることで解決されました。さらに、現代の医療やテクノロジーにおいても、折り紙から得られた発想が活用されています。余談ですが、2024年度ノーベル化学賞に見られるタンパク質の折り畳みシミュレーションにも、折り紙との共通点があるのです。
セミナーのカリキュラム
セミナーは二部構成で行われます。前半では、参加者全員が折り紙を使って手を動かすワークショップ形式。これにより、数学や科学を身近に感じることができ、学習の楽しさを体感します。
後半は、鎌倉時代からの日本の折り紙文化を掘り下げ、2025年の大阪・関西万博に出展される作品「利他の蓮華」を題材に、工学技術と日本特有の美意識の融合について講師自身の経験を交えながら詳しく説明します。
折り紙を通しての学び
今回のセミナーでは、折り紙を通じて数学や科学の楽しさや深さを実感できる貴重な機会となっています。折り紙はその手軽さと豊かな表現力から、多くの方に親しまれており、特に中高生にとっては新たな学びの扉を開くきっかけとなるでしょう。
申し込みは、公式ウェブサイトから可能です。ご関心のある方はぜひ参加を検討してみてください。参加費は無料ですが、定員がありますので、お早めの申し込みをお勧めします。
概要
- - 日時: 8月29日(土)13:00〜15:00
- - 対象: 中学生・高校生とその保護者(1家族3名まで)
- - 会場: K会(東京都文京区小石川2-6-1 河合塾本郷校内)
- - 受講料: 無料
- - 講演者: 益子 遼祐(ましこ・りょうすけ)氏
折り紙が持つ魅力を体感しながら、科学や数学への理解を深める素晴らしい機会にぜひご参加ください。