あなたの子どもと向き合うために知っておくべき独立アドボカシー活動

子どもが声をあげられる社会を目指して

2025年6月10日に開催される特別オンラインセミナー『西澤哲さんに訊く「独立アドボカシー活動の有効性について」』では、虐待を受けた子どもたちが自らの意思で声をあげられるようになるための方法について深く考察されます。このセミナーの講師には、山梨県立大学の特任教授である西澤哲先生をお迎えし、進行役には朝日新聞の大久保真紀さんが担当します。

セミナー開催の背景

2024年の改正児童福祉法施行にともない、全国各地で「独立アドボカシー」の取り組みが本格化しています。この動きは、特に児童相談所や児童福祉施設など社会的養護の分野に焦点を当てており、子どもたち自身の声を聴き、彼らの意見を尊重する支援の重要性が強調されています。

しかし、子どもたちが声をあげることが難しい現実や、そのための環境整備、そして子どもたちの声をどう生かしていくかといった課題も多数あります。これを解決するためには、子どもたちと「独立した立場」で関わり、そのニーズに応えることが不可欠です。

セミナーのプログラム詳細

この特別セミナーのプログラムは、以下のような流れが予定されています。

- 19:00 開会
- 19:05 - 19:50 ご講演：

「虐待を受けた子どもが声をあげることに独立アドボカシー活動は有効か」
講師は、西澤哲先生です。彼は、子どもたちが自分の意思で語れる環境をつくるために必要なことについて、具体的な視点を提供してくださいます。

- 19:50 - 20:20 ディスカッションタイム：

西澤先生と理事長の相澤とのディスカッションで、さらなる理解を深めます。

- 20:20 - 20:25 休憩
- 20:25 - 20:40 グループトーク：

参加者同士での意見交換の時間を設けます。

- 20:40 - 20:55 質問タイム：

参加者からの質問にお答えします。

- 21:00 閉会

参加方法と料金

セミナーはオンラインで行われ、参加費は会員が1,000円、非会員は2,000円となっています。興味のある方は、先にリンクをクリックして詳細を確認し、申し込むことができます。
セミナーの詳細・申込はこちら

NPO法人全国子どもアドボカシー協議会について

この協議会は、2022年に設立され、子どもたちの声を大切にし、共に生き育ちあう社会の実現を目指しています。全国的にアドボカシー事業の事例を共有し、課題や活動の進捗を話し合う交流会や全国セミナーを開催しています。また、子ども・若者委員会を設けて、その意見を稼働に取り入れるなど、実践的な取り組みを進めています。