大阪・グランフロントで建築の魅力を楽しむ特別プログラム

2025年10月25日（土）、大阪のランドマークであるグランフロント大阪にて、生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪（通称：イケフェス大阪）の特別プログラム「みつけよう！けんちく＠グランフロント大阪」が開催されます。このイベントは、小学生を対象にした建築に関するワークショップで、建築の楽しさを学びながら地域に対する愛着も育んでもらおうという意図があります。

イケフェス大阪は、日本最大級の建築イベントとして、毎年秋に無料で大阪内の魅力的な建物を公開し、見学を促進しています。このプログラムは、2022年から小学生を対象に実施され、多くの参加者に喜ばれてきました。子どもたちが建築に親しむことで、新たな夢や希望を抱いてほしいとの強い願いが込められています。

プログラム内容

当日は、建築史家であり、大阪公立大学の倉方俊輔教授が講師として登壇します。倉方教授は、建築に対する深い知識と社会への広報活動で知られ、著書も多数ございます。このワークショップでは、子どもたちに建築の見方を分かりやすく解説します。
その後、参加者は大阪公立大学の学生とチームを組んで、グランフロントの建築を巡りながら各自の発見をまとめる活動を行います。建物のデザインや周辺環境に触れ、自分だけの「見つけたこと」を探る楽しみは、まさにこのプログラムの醍醐味です。

最後には、子どもたちが自分の発見を発表する場が設けられており、他の参加者や講師からのフィードバックを受けることができます。

開催概要

- 名称: みつけよう！けんちく＠グランフロント大阪
- 日程: 2025年10月25日（土）10時～12時
- 場所: グランフロント大阪タワーB カンファレンスルーム
- 対象: 小学生全学年（定員30名）
- 参加費: 無料（事前予約制・先着順）
- 主催: 一般社団法人グランフロント大阪TMO

参加希望者は、グランフロント大阪の公式ウェブサイトからの事前申し込みが必要です。締切は10月14日23時59分まで。
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参加者の様子

過去のワークショップでは、子どもたちがツアー形式でグランフロント大阪のさまざまなエリアを巡りながら、緊張をほぐしていく様子が見受けられました。学生のサポートを受けながら、時には笑い声を上げ、自然と建築への興味が広がっていく光景は、とても印象的でした。
子どもたちは、建物の形や色彩を観察し、それをスケッチや文章にして表現します。夢中になって取り組む姿からは、建築がただの構造物ではなく、彼らの想像力をかき立てる源であることが伺えます。
発表会での発表は、最初は不安を感じていた子も、友達の前で自分の発見を楽しそうに語ることで、自信を持つことができる瞬間にも繋がります。
このプログラムを通じて、子どもたちが建築の興味をもっと深め、未来に繋がる自分の夢を見つけるきっかけにしてもらえればと思います。今後も子どもたちが建築の魅力を体験し、楽しい思い出を作れるイベントが続くことを願っています。