子どもたちの安全を守る！「こっちこっち®」がキッズデザイン賞を受賞

子どもたちの安全を守るアプリ「こっちこっち®」

園児の置き去りを防ぐために開発されたアプリ「こっちこっち®」が、この度、「第19回キッズデザイン賞」を受賞しました。この受賞は、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催し、子どもたちの安全・安心に貢献するデザインを表彰するものです。保育園や幼稚園での園外活動がより安全に行えるようサポートするこのアプリの仕組みについて詳しく見ていきましょう。

1.アプリの主な機能

「こっちこっち®」の最大の特徴は、BLEビーコンを利用することで、園児が保育士から一定の距離以上離れた際にアラート通知が送られる機能です。この機能により、保育士は常に園児の位置を確認できるため、置き去りを未然に防ぐことができます。特に、散歩などの活動時には、園児の安全を守るために非常に重要な役割を果たします。

このアプリを利用することで、園児がある場所から離れた場合、保育士は瞬時に通知を受け取ることができるので、迅速な対応が可能です。現在、多くの公立・私立の保育施設で導入され、多くの保護者や保育士から高い評価を得ています。

2.キッズデザイン賞とは

キッズデザイン賞は、子どもたちやその育成に寄与する商品やサービスなどを評価する地域の重要な顕彰制度です。この賞は、ただのアクセサリーやアプリケーションだけでなく、空間や活動、研究までも対象にし、子どもたちの生活の質を向上させるためのデザインを表彰します。

後援機関としては、経済産業省や内閣府、消費者庁、こども家庭庁が名を連ねており、その権威は非常に高いものとなっています。「こっちこっち®」の受賞は、広く社会において認められた証拠でもあり、今後ますます多くの施設に導入されることが期待されています。

3.フォーカスシステムズの理念

「こっちこっち®」を開発した株式会社フォーカスシステムズは、1977年に設立され、公共事業や通信、さらに社会的な要請に応じたシステム開発を手掛けています。また、IoTやAIなどの最先端技術を活用し、時代のニーズに応じたビジネスの拡大を図っています。企業のコーポレートスローガンは「テクノロジーに、ハートを込めて」というもので、技術だけでなく、人と人をつなぐ心の温もりも大切にしています。

4.今後の展望

株式会社フォーカスシステムズは、「こっちこっち®」を通じて、さらに多くの子どもたちに安全な環境を提供していくことを目指しています。今後も、このアプリを多くの保育施設で利用してもらい、全国の子どもたちの安全を守るための取り組みを強化していく予定です。

このように、「こっちこっち®」は、子どもたちの用心をさらに一層強固にするために、今後も進化し続けることでしょう。子どもを育てる家庭や保育施設の皆様にとって、非常に頼もしいアプリとなりそうです。安心して子どもを託けられるこのサービスの成果に、ますます期待が高まります。