放課後NPOアフタースクールが新理念を策定し、さらなる未来を見据える

放課後NPOアフタースクールが新理念を策定

特定非営利活動法人である放課後NPOアフタースクールが、法人化15周年を機に新たな理念を策定しました。この新理念は、組織の目的や社会に求める未来像を明確にするための重要なステップと言えます。

新しい使命と社会像

放課後NPOアフタースクールの新たなミッションは「日本中の放課後を、ゴールデンタイムに。」です。この哲学は、子どもたちが放課後の時間を自分の好きなことに自由に使い、仲間と共に過ごし、新しい挑戦を楽しむことができる空間を提供することを目指しています。放課後は、子どもにとって宝物のような時間であり、その時間をさらに豊かでワクワクするものにするための架け橋を担うことが、本団体の使命となります。

理想の社会

私たちのビジョンは、”子どもたちが、いまも未来も幸せに。”です。子どもたちが自ら成長し、生き抜く力を養うための環境を整え、彼らが大人になっても幸せを感じられる社会の実現を目指しています。このビジョンは、子どもだけでなく大人も共に幸せを感じることができる、より良い社会への道を指しています。

理念体系とその構築プロセス

新しい理念は、ミッションやビジョンの他にも、子ども主体の放課後において大切にしたい価値観や組織文化を盛り込んだものです。そして、私たち職員が職務にあたる際に大事にする想いや願いも理念に組み込まれています。この理念が形になるまでに、私たちは多くの対話と議論を行ってきました。

理念策定プロセスには、社会情勢の変化や組織内部のニーズを反映するために、外部の専門家の意見も求めるなど、多面的な視点を取り入れてきました。その結果、1年8か月をかけて完成した「Theory of Change」（通称未来マップ）は、私たちの活動の基本方針となり、今後の成長に寄与することでしょう。

放課後の居場所支援の加速

新しい理念の下、放課後NPOアフタースクールは、子どもたちが安全に過ごせる居場所の支援をさらに強化します。具体的には、「全国子どもの居場所支援事業」を新たに始め、全国の居場所運営者とのネットワークを活かして、環境改善や活動内容の充実を図ります。また、放課後の価値を広める啓発活動にも力を入れ、社会全体へ向けて情報発信を行なっています。

今後の展望と参加の呼びかけ

放課後NPOアフタースクールは、皆様とともに子どもたちの未来を紡ぐ活動をしていきたいと願っています。私たちの理念に共感いただける方々と共により良い社会を築くための方法を模索するため、定期的に活動紹介イベントを開催します。この機会にぜひご参加いただき、共に未来を描いていきませんか？

私たちの取り組いについて詳しく知りたい方は、ホームページをご覧ください: 放課後NPOアフタースクール