名城大学と名古屋大学が協力する夏休みの特別企画
名城大学人間学部の髙橋香苗助教のゼミ生23人と、名古屋大学経済学部の土井康裕教授のゼミ生および講義受講生11人による、子どもを対象とした「サマーキッズスクール」が、8月3日と4日にイオンモールナゴヤドーム前店で開催されます。このイベントでは、特に小学生以下の子どもたちを対象に、午前中には夏休みの宿題をサポートし、午後には自由研究に役立つワークショップを実施します。
イベントの詳細
このサマーキッズスクールは、地域の子どもたちに無料で学習機会を提供することを目的としています。特に、最近の日本社会では子育てに対する期待が高まってきており、教育格差や経済格差といった問題が深刻化しています。そういった中で、共働き家族が増えている現代において、親が子どもに十分なサポートを提供することが難しい状況があります。
このイベントでは、大学生が直接子どもたちと関わることで、地域社会での子育て支援を強化し、同時に学生たちにも「教える」ことの貴重な体験を提供します。イオンモールナゴヤドーム前店とのコラボレーションも地域貢献の一環として位置づけられており、モール作りの新たな価値向上を目指しています。
プログラム内容
午前の部(10:00~12:00)
子どもたちが持参した夏休みの宿題(英語、数学、国語、理科、社会などの学習ドリル・ワーク)を、大学生が手助けする形で行います。学生たちはそれぞれの教科のエキスパートとして、お子さまが苦手な部分を理解し、宿題を終わらせるためのサポートを提供します。
午後の部(13:00~15:00)
名城大学と名古屋大学の学生によって考案された自由研究のためのワークショップが展開されます。
名古屋大学の土井ゼミの学生が主催する「親子で商品クイズ大会」。地域の子どもたちが、イオンモールで販売されている商品に基づいて経済の仕組みを学ぶ参加型のイベントです。
名城大学の髙橋ゼミによる「おもちゃ売り場を観察しよう」というテーマの自由研究。子どもたちはおもちゃ売り場の特徴について考察し、大学生と共に、どのように広告が行われるかを探ります。このようにして、子供たちは興味を持ちながら様々な学びを経験します。
参加方法
本イベントは事前予約が不要で、参加は無料です。お子さまは必要な筆記用具や宿題のドリルを持参するだけで来場できます。なお、勉強時間中の親の同伴は必要ありませんので、安心して参加できる環境が整っています。
ぜひ、名城大学と名古屋大学の学生たちとの交流を通じて、夏休みの貴重な時間を有意義に過ごしてください。地域の子どもたちが学び、成長する場として、皆さまの参加を心よりお待ちしております。