地域と共に育む子育て支援「Happy Bag」の取り組み

茨城県高萩市では、2025年に向けた子育て支援の取り組みとして、生活協同組合パルシステム茨城栃木と連携を図る新たなプロジェクトが始まりました。このプロジェクトでは、育児のサポートを目的とした「Happy Bag」が、申請した子育て世帯に届けられます。

具体的な取り組み内容

2019年11月18日、高萩市役所にて、パルシステムと高萩市の間で「子育て支援の推進に係る連携に関する合意書」の締結式が行われました。この合意書に基づき、育児支援の一環として、パルシステムが提供する「Happy Bag」が出生祝いとして配布されます。内容は、育児に役立つ商品を詰め合わせたもので、具体的にはベビーソープやおしりふき、さらには離乳食に使えるうどんやツナフレークなど多彩なアイテムが含まれています。

この「Happy Bag」は、高萩市内において子育て世帯への直接の手渡しを行うことが特徴です。配送時には地域の子育て世帯とコミュニケーションを取り、交流を促進する役割も果たします。

地域見守りの役割

育児用品の提供に加え、高萩市は助産師や保健師による乳児世帯への訪問の際にも「Happy Bag」の案内カードを手渡します。これにより、地域に密着した子育て支援が実現し、親たちが安心して育児に専念できる環境が整います。

パルシステムは、高萩市内を週に一度訪れることで地域密着型のサービスを提供し、子育てに関する情報や相談先を届けています。こうした取り組みを通じて、子育て世帯同士のつながりや交流を促進し、地域全体で支え合う体制を築いているのです。