中高生向けの新たなSDGs動画コンテスト讃え
株式会社朝日新聞社は、中高生を対象としたSDGsの動画コンテスト「#SASS2025」に特別賞「朝日地球会議賞」を新設し、参加を呼びかけています。この賞のテーマは「多様性の未来」。国籍、人種、障害の有無にかかわらず、多彩な人々が共存する社会の在り方について、若い世代がどのように表現するのかを期待しています。優れた作品には、Amazonギフト券2万5千円分やモレスキン製のノート、モバイルファン、バッテリーなどの副賞が進呈される予定です。
SDGsをテーマにした動画作品を募集
「大学生による中高生のためのSDGs/サスティナビリティアワード」は、SDGsを考える中学生や高校生が自ら制作した動画を審査し、表彰するプラットフォームです。このコンテストは2020年に始まり、今年で6回目となります。令和24年度には234件、735人からの応募があり、その活動の広がりを感じさせます。実行委員会は慶応大や早稲田大、法政大などの大学生で構成され、キャリア教育に取り組む一般社団法人アンカーの協力の下で運営されています。
実行委員の学生たちは、全国の中学や高校で探究学習を支援し、SDGsの学びを広げる活動も行っています。今後も若者世代が持つ意識や考えを発信する場として、このコンテストの役割はますます増していくことでしょう。
「朝日地球会議2025」イベントにも参加
2025年に行われる「朝日地球会議2025」では、実行委員の学生たちが中心となり、その後のアフターイベントやさまざまなセッションに参加して、未来の日本社会について議論します。参加者は、人口縮小時代を生きる若者がどのような未来を描いているのかについて意見を交わすことができる貴重な機会となるでしょう。
多様性をテーマにした多彩なセッション
朝日地球会議では、「持続可能性」「国際関係・平和」「イノベーション」「多様性」といったテーマを扱ったセッションが用意されています。10月24日には、斎藤幸平氏が語る「日本の右傾化」や、インドネシア文化に焦点を当てたセッション、さらにはルッキズムに関するディスカッションなど、多様な視点からの開催が予定されており、参加者は多くの学びを得ることができます。すべてのオンラインセッションには日本語字幕が付与され、2026年1月15日まで視聴可能となります。
参加するための情報
【応募期間】
応募は2023年11月1日(土)から受け付けます。詳細は#SASS2025公式サイトをご覧ください。
【アフターイベント参加方法】
朝日地球会議2025のセッションは、参加希望者の中から抽選で選ばれた方に整理券が配布されます。参加を希望される方は、公式サイトでの申込にお忘れなく!
このように、新たに設けられた「朝日地球会議賞」は、未来を担う若者たちが積極的に参加できる機会を提供します。ぜひ、多くの中高生がこのコンテストに参加し、自分たちの考える「多様性の未来」を表現してみてはいかがでしょうか。