海のヒミツ探検
2025-08-12 13:42:48

福井で海のヒミツを探る!シーカヤックと海鮮丼づくり体験

福井で海のヒミツを探る!シーカヤックと海鮮丼づくり体験



2025年7月30日からの2泊3日、石川県の小学生たちは福井県の若狭湾で開催される『海のヒミツ探検隊!』に参加しました。このイベントは、次世代に美しい海を引き継ぐための日本財団『海と日本プロジェクト』の一環で、子どもたちが海を通じて人と人をつなぐことを目的としています。福井県の特産物や魚種の変化を学ぶ貴重な機会に迫ります。

海のヒミツ探検隊・イベント概要



この探検隊は、限定22名の石川県在住の小学校5・6年生を対象に、福井県小浜を拠点としています。子どもたちは、海でのシーカヤックを体験し、魚の加工技術や地元の食文化を学ぶ盛りだくさんのプログラムに参加しました。

1日目:海の恵みを学ぶ



初日はJR金沢駅を出発し、福井県海浜自然センターへ向かいました。ここでは、特に若狭湾の生態系や水揚げられる魚について学びました。職員の柘植さんの説明によれば、若狭湾は独特の地形で、さまざまな環境が魚たちを育んでいます。また、かつてはサバが京都に運ばれていたことから、「鯖街道」の名がつけられた歴史も教わりました。

2日目:シーカヤック体験と漆器作り



2日目は、まず小浜市の阿納の海でシーカヤック体験が行われました。海の安全についてのレクチャーを受けた後、いざカヤックに乗り込み、海を漕ぎました。波が穏やかで、子どもたちは楽しみながらも緊張感を持って取り組みました。午後には、御食国若狭おばま食文化館で若狭塗の箸を作成し、伝統技術を学びました。漆を研ぐ体験は子どもたちにとって新鮮で、完成した箸を持ち帰ることができました。

3日目:魚をさばき海鮮丼を作る



最終日は金沢に移動し、新鮮な魚を知るため市場を訪れました。おさかなマイスターの高岩さんから、魚が美味しい理由を説明していただいた後、子どもたちはサバの三枚おろしに挑戦しました。フードコーディネーターの佐冨上さんの指導の下、全員が一尾ずつさばき、見事な海鮮丼を完成させました。

感想と思い出



子どもたちはこの3日間を通して、魚や海について学ぶだけでなく、仲間と協力する大切さを実感しました。「シーカヤックはこんなに疲れるのか」と驚く声や、「サバをさばくのが楽しかった」と、自己表現の場を持てたことに喜びを感じる様子が印象的でした。

おわりに



今回の『海のヒミツ探検隊!』は、単なる体験を超え、未来を見据えた教育的価値のあるものでした。子どもたちは、海の恵みを学びながら、調理や漁業などの知識を育むことができました。これからも、次世代へ美しい海を引き継ぐための活動が続いていくことを期待しています。


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