河東努氏、日本アカデミー賞協会特別賞受賞の快挙！音響芸術の未来を語る

河東努氏が日本アカデミー賞協会特別賞を受賞

卒業生の河東努氏が、映画業界における多大な貢献を評価され、日本アカデミー賞協会特別賞を受賞しました。河東氏は、1992年に東京工学院専門学校の音響芸術科を卒業後、ドルビーサウンドコンサルタントとして過去30年以上、映画の音響制作に携わってきました。

映画界における功績

河東氏は、Dolby Laboratories認定の日本唯一のサウンドコンサルタントとして、特に「Dolby Atmos」を採用した映画作品の制作推進と技術サポートを行っています。これまでに手掛けた作品は、1000本以上に上ります。日本を代表するアニメから実写作品まで、多彩なプロジェクトに関わってきた彼の技術が、映画制作者の意図する音の魅力を観客に届けています。

例えば、スタジオジブリの「千と千尋の神隠し」、大ヒット作「君たちはどう生きるか」など、数々の名作に彼の技術が息づいています。このたびの受賞は、彼のこれまでの努力と才能が認められた瞬間です。

テクノスカレッジとのつながり

河東氏は、特別講演を行うためにテクノスカレッジに帰ってきます。3月に開催される「テクノス展」において、彼は今の学生たちに向けた激励の言葉を贈ります。彼の進むべき道の始まりは、ここテクノスカレッジで学んだ経験だったと振り返ります。業界での貴重な知識や体験を、未来のクリエイターたちに伝えていくことに意義を見出しています。

特別講演の詳細

2025年3月7日（金）から8日（土）にかけて開催される「テクノス展」では、特別講演が開かれます。ここで彼は日本アカデミー賞協会特別賞受賞について語り、映画や音響関連の仕事に情熱を持つ学生たちに向けてメッセージを送ります。入場は無料で、一般参加も可能なこのイベントは、音響芸術や映画に興味がある人々にとって見逃せない機会です。

テクノスカレッジの特色

テクノスカレッジは、エンターテインメント、クリエイティブ、工学など多様な学科が集まるキャンパスです。学生同士が協力し合い、実践的なスキルを身に付けられる場として広く知られています。また、海外の大学との交流もあり、グローバルな視野を育むプログラムも充実しています。

第48回日本アカデミー賞の受賞を祝し、未来を担う若い世代に刺激を与え続ける河東氏の活動から目が離せません。この機会にぜひ、彼の講演に参加してみてください。音響芸術の世界で新たな一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。