プチバトーの洋服、スケッチブックに変身！サステナブルな新プロジェクト

プチバトーの新しい取り組み

フランスの人気ブランド、プチバトーが新たな取り組みを発表しました。その名も「#プチバトン」。このプロジェクトは、着られなくなった洋服を回収し、次の世代へとつなぐサステナブルな活動です。2025年9月5日（金）から、全国のプチバトー店舗およびオンラインブティックにて、リサイクルした洋服を使ったオリジナルスケッチブックが発売されます。

「#プチバトン」の理念

「#プチバトン」では、着なくなったプチバトーのお洋服をお客様から預かり、その思い出を次のオーナーに届けるという、持続可能性を重視した取り組みです。この活動を通じて、ブランドを愛用する顧客と共に、抱えている地球環境の問題に立ち向かっています。現在、12店舗での回収が行われており、再販可能な洋服は吉祥寺店で手に入れることができます。

スケッチブックの誕生

このスケッチブックプロジェクトは、2021年9月に始まりました。プチバトーは高陽美術株式会社と共同で協議を重ね、富士共和製紙株式会社の協力も得て、回収した洋服の中でも再販が難しいアイテムを粉砕し、新たな紙原料として蘇らせました。最終的に誕生したスケッチブックは、3種類×2,000冊、計6,000冊。合計390kgのリサイクル対象アイテムを使用し、含有量は約13%に達しています。

スケッチブックが持つ意味

では、なぜスケッチブックの形にしたのでしょうか？それは、プチバトーが大切にしている「子どもたちの表現の自由」のためです。デジタル化が進む現代において、手を動かし紙に触れることで、色を選びながら描く喜びを子どもたちに届けたいと考えた結果、スケッチブックという形態が選ばれました。これにより、洋服という日常を彩ってきた品々が、今度は子どもたちのアイデアを表現する道具として生まれ変わります。