新潟県上越市の子育て支援が進化！デジタルで効率的なサポート体制がスタート

新潟県上越市における子育て支援のデジタル化

新潟県上越市では、子育て家庭向けの支援サービスがデジタルで進化しています。2022年6月には母子手帳アプリ『母子モ』が導入され、さらに2023年7月からは「伴走型相談支援サービス」と「オンライン予約サービス」が本格的に運用開始されます。この取り組みは、妊娠、出産、育児を支援する新たな試みとして注目されています。

デジタル技術で手続きがより簡単に

『母子モ』は、妊産婦や子どもの健康データの管理、新たな予防接種のスケジュール調整、さらには育児に関するアドバイスの提供機能まで充実しています。新たに追加される「伴走型相談支援サービス」と「オンライン予約サービス」により、利用者は妊娠届の提出や母子健康手帳の交付予約、乳幼児健康診査の手続きを、スマートフォンから簡単に行えるようになります。これにより、利用者の手間や待ち時間を大幅に軽減することができるのです。

オンラインでの手続きの利点

利用者は24時間いつでも、どこでもこれらの手続きを行うことができます。これにより、役所に行く必要がなくなるため、忙しい育児の合間に効率よく手続きを進めることができ、ストレスを軽減できます。また、自治体職員にとっても事前に準備や業務調整ができるため、サービスの効率が向上します。

上越市の基本理念

上越市は「みんなで育むこどもの笑顔・輝く未来」を基本理念に掲げ、すべての子どもたちが元気に自分らしく成長できる環境を創るための施策を推進しています。その一環としてのデジタル化は、子育て世帯の満足度向上を目指すものであり、市民のニーズに応えるものとして大きな期待が寄せられています。

市長からのメッセージ

中川幹太市長は、「私たちは、安心して子どもを育てられる社会環境の整備に努めてまいります。新しい『母子モ』アプリを活用して、より便利な子育て支援を体験していただきたい」とし、今後の展望についても期待感を示しています。このような取り組みが進化することで、上越市の子育て支援がさらに充実していくのは間違いありません。