岡山県新見市で母子手帳アプリ『母子モ』導入が開始！便利な子育て支援サービス

岡山県新見市で母子手帳アプリ『母子モ』が始動！

岡山県新見市では、母子手帳アプリ『母子モ』が10月1日より提供を開始しました。これは地域密着型の子育てサポートを実現するために導入されたもので、市民が安心して子育てできる環境を整備する取り組みの一環です。このアプリは、新見市が「家庭を源に、地域全体で子どもを育てるまち」という基本理念の下、さらなる子育て支援を強化するため開発されました。

『母子モ』は、紙の母子健康手帳の情報をデジタルで記録できる画期的なアプリです。全国760以上の自治体で既に導入されており、こども家庭庁が目指す電子版母子健康手帳の原則化に向けた運用が先行して行われています。特に、アプリを利用することで妊娠届出やアンケート提出が簡素化され、これから子育てを始める家庭には大変便利なサービスです。

新見市の子育て支援策

新見市では「新見市こども家庭センター」が設立されており、妊産婦や子ども、子育て世帯の不安に寄り添っています。また、家庭内での子育て全般に関する相談ができる場を提供し、地域全体での子育て支援も推進しています。さらに、就学前の乳幼児を持つ親とその子どもが交流できる「子育て広場」が市内各地に設けられており、これによって親同士のコミュニケーションや情報交換の場が提供されています。

今回の『母子モ』導入により、こうした新見市の取り組みを便利に活用できるようになります。市民の手続きの利便性を高めることで、より多くの方に子育て支援のサービスを届けることを目的としています。

便利な機能とサービス

『新見市すくすく子育てアプリ』は、スマートフォンやタブレット端末、PCに対応しており、妊娠中の健康データの記録や予防接種のスケジュール管理、育児に関するアドバイスなど多彩な機能を備えています。また、離れた所に住む家族とも情報をシェアできるため、育児や仕事で忙しい親にとって非常に役立つ存在です。

具体的な機能としては、妊娠中の体調管理や健康診断データの記録、予防接種のアラート機能などがあり、利用者が簡単に健康管理を行えるようになっています。また、アプリによる来庁予約やアンケートの提出が可能な「伴走型相談支援サービス」により、待ち時間の軽減や密集の回避もできます。

市長からのメッセージ

新見市の石田實市長は、アプリの導入に際し「このアプリの利用により、妊婦や子どもの健診記録、予防接種のスケジュール管理が可能になり、子どもの成長に応じた情報を取得できます」と述べています。また、利便性の向上に寄与することで、多くの子育て世帯の支援につながることを期待しています。

このように、岡山県新見市が進める『母子モ』の導入は、地域全体での子育て支援を強化し、安心して育児ができるサポートを提供するための重要なステップです。ぜひ多くの家庭がこのアプリを活用し、安心で便利な子育て環境を享受しましょう。