岡山大学が学位記授与式を盛大に開催、3,170人の卒業生を祝福

岡山大学が盛大に学位記授与式を開催

2025年3月25日、岡山市北区にある岡山大学にて、令和6年度の学位記授与式が執り行われました。会場となった岡山県総合グラウンド体育館、通称ジップアリーナには、学部生や大学院生合わせて3,170人が集まり、彼らの重要な節目を祝福しました。この日は、卒業生たちにとって忘れられない一日となりました。

盛大な式典と学長のメッセージ

式典は国歌斉唱から始まりました。続いて、岡山大学の那須保友学長が登壇し、各学部・研究科の優秀な学生に学位記と修了証書を授与しました。特に注目されたのは、「岡山大学黒正賞」。これは学業だけでなく、人間性も優れた学生に贈られるもので、16名が受賞し、代表者には賞状と記念品が授与されました。

那須学長は、式辞の中で「逆境や試練は乗り越えられる人にしか訪れません」という力強い言葉で卒業生を励ましました。彼は人生の中で困難に直面した際に、自分を支えてくれる言葉や音楽を紹介し、「選んだ道の正誤は、自分の努力によって決まります」とのメッセージを送ったのです。最後には、「ここから本当の『学び』が始まります。新たな成長の場として、今後も生涯にわたって学び続けてください」と、未来に向けた希望に満ちた言葉で締めくくりました。

卒業生の答辞と温かい別れの光景

卒業生を代表して医学部の小松原悠さんが答辞を述べ、その後、大学院法務研究科の岩﨑文佳さんもその思いを語りました。彼らの言葉には、学びの成果を友人や家族と分かち合う経験が詰まっていました。式典の後、外では卒業生が家族や友人と別れを惜しみながら記念撮影をする姿が見受けられ、感動的な光景が広がっていました。

このように、岡山大学の学位記授与式は、単なる卒業の式典に留まらず、参加者全員にとって意味深い時間となりました。卒業生たちの今後の活躍を願って、さらに多くの人々が彼らの成長を支え続けていくことでしょう。一人一人の新たな挑戦に期待が寄せられる中、岡山大学は未来へと羽ばたく卒業生たちを見守り続けるでしょう。

今後の岡山大学の取り組みや活動に関心を寄せていきたいと思います。