ゲーム開発の技術を教育に活かす!次世代アプリ「SPEAK STAR」登場
教育の未来を拓く、新たな試みとして株式会社フィラメントが一般社団法人アルバ・エデュと提携し、生成AIを用いた教育アプリ「SPEAK STAR」を開発しました。このアプリは、2025年4月に開催される教育総合展「EDIX2025」で初めてお披露目されつつ、実際に操作体験を提供しています。
「SPEAK STAR」の特長とは?
「SPEAK STAR」は、子どもたちの「話す力」を向上させるために設計されました。教育とエンターテインメントを融合させたエデュテーメント型の学習ツールとして、子どもたちの思考力と表現力を育む機能を備えています。
このアプリは、全国約6万人以上の子どもたちにメソッドを提供してきたアルバ・エデュのノウハウに基づき、フィラメントのゲーム設計の専門知識を組み合わせています。家庭学習や学校での活動においても継続的に使える新しい学びの場を提供しています。
これまでの実績を踏まえ、本アプリは文部科学省の最先端技術を活用した教育プロジェクトにも参加しており、2024年度から埼玉県戸田市での実証に向けた導入が予定されています。
生成AIが子どもの思考を育む
「SPEAK STAR」では、特に「対話パート」と「プレゼンパート」の2つのセクションを通じて、子どもたちの話す力を総合的に伸ばします。
対話パート
このパートでは、子どもがAIとの対話を通じて思考を深めることができます。AIが出す問いかけ、「どうしてそう思うの?」「別の視点はあるかな?」といった質問に答えることで、論理的思考の構築を助けます。
プレゼンパート
次に、プレゼンパートでは、子どもたちが音声で発表した内容をAIが瞬時に分析。話の構成や伝わりやすさを即時にフィードバックします。これにより、何度も練習を繰り返しながら自分自身の改善点を見つけ、自信を持って話せるようになるのです。
教育×テクノロジーの新たな挑戦
本プロジェクトは、教育現場の実践的なノウハウとゲーム開発の革新的な技術を組み合わせて、教育の質と体験を向上させることを目的としています。株式会社フィラメントは、今後もエデュテーメントの領域で新たな価値を提供し続けていく意向を示しています。
株式会社フィラメントについて
株式会社フィラメントは、2012年に設立され、東京・渋谷区に本社を構える企業です。代表取締役の池尻大作氏のもと、ソフトウェアの企画制作やゲームコンテンツ制作を手掛けています。公式サイトは
こちら。
様々な分野での活躍
このように、教育とテクノロジーの融合が新たな可能性を生み出し、子どもたちの未来を明るく照らす「SPEAK STAR」。その動きに期待が高まります。