健康的な食生活を楽しく学ぶ！親子向け和食文化イベントレポート

2025年大阪関西万博での和食文化継承イベント

2025年の夏休み、関西万博にてフジッコ株式会社が「和食文化継承イベント」を開催しました。このイベントは、次世代に向けた「昆布と豆で地球を救う」をテーマに、健康でおいしい食事を楽しみながら学べるプログラムが展開されました。

イベントの概要

イベントは、万博会場の「フューチャーライフエクスペリエンス」で行われ、親子で楽しむ健康セミナーと、和の食文化を体験できる豆つかみゲームを2部構成で実施しました。参加者は小学生を中心に、健康的な食環境について学ぶ絶好の機会となりました。

健康セミナーの実施

最初の部では、京都府立医科大学の内藤裕二教授が講演を行い、「元気に生きるための食事」をテーマに、健康に役立つ食生活の知恵を熱心に語りました。内藤教授は、おなかの環境を改善するために日常的に取り入れるべき食材として、穀物や豆類の重要性を指摘しました。これにより、子どもたちが健康的な選択をするための基準を身につけることを願っています。

さらに、俳優でタレントの杉浦太陽さんを招いて、成長期の子どもたちの健康管理についてのトークセッションが行われました。杉浦さんは、食事の工夫として豆腐ハンバーグを例に挙げ、バランスの良い食事が大切であることを強調しました。内藤教授も同様に、魚や大豆、野菜を中心とした食事法の重要性を訴えました。

豆つかみゲーム大会の模様

2部では、毎年恒例の「まめっ子くん豆つかみゲーム大会」が開催され、参加した小学生たちは親や友人の応援のもと、緊張感あふれる競技を繰り広げました。6校から集まった選手たちは、それぞれ3人チームを組み、特設したお椀を使って豆をつかむ技術を競いました。大会の最初は緊張で失敗する子も多かったものの、後半になるとアイデアやコツをつかみ、好成績を残す場面も見られました。

優勝は八尾市立亀井小学校で、合計174粒をつかむ素晴らしいパフォーマンスを披露しました。杉浦さんも選手たちに「人前で何かをする経験が自信に繋がる」と称賛の言葉を送りました。

イベントのラストには、杉浦さんご自身のサプライズを盛り込んだエキシビションマッチも行われ、元モーニング娘。の辻希美さんが登場し、和気あいあいとした雰囲気の中、楽しさ溢れる時間が流れました。

フジッコの思い

フジッコ株式会社は、未来の世代に向けて、持続可能な食文化を根付かせるために、栄養価の高い食材「昆布」と「豆」を強調しています。健康的な食生活の重要性を伝えることで、食を通じての文化継承を目指しているとのこと。イベントを通して、参加者たちが豆や昆布の魅力に親しみ、健康への道筋を見つける手助けができたのではないかと思います。今後もフジッコの取り組みから目が離せません！