キネコ国際映画祭
2025-11-04 23:22:39

子ども国際映画祭『第32回キネコ国際映画祭』が盛況のうちに閉幕!受賞作品も発表

第32回キネコ国際映画祭が閉幕



2023年11月4日、東京都渋谷区で開催された「第32回キネコ国際映画祭」が盛況のうちに幕を閉じました。この映画祭は、子どもたちを対象にした作品を幅広く上映することを目的としており、今年も多くの笑顔と歓声でにぎわいました。イベントのクロージングセレモニーでは、映画祭のスペシャル・サポーターとして井ノ原快彦さんと桂宮治さんが登壇。スペシャルな進行役として会場を盛り上げました。

ライブシネマとは?



特に注目を集めたのが、海外作品を日本語でリアルタイムに吹き替える“ライブシネマ”です。井ノ原さんと桂宮治さんは、このユニークなプログラムに挑戦し、観客を惹きつけました。ノルウェーの監督アニータ・キリによるアニメーション「アングリー・マン」、ここでは父親の虐待をテーマにしており、上映後の観客の拍手は、この作品が持つ重みと迫力を物語っていました。井ノ原さんは「少し怖さもありつつ、不思議な作品に仕上がっていました」とコメント。宮治さんも「子どもを愛する一方で、怒ってしまうという感情について考えさせられました」と感想を述べました。

各部門受賞作品の発表



映画祭では、長編と短編を含む51のコンペティション作品が競い合い、厳しい審査の結果、各部門の受賞作品が決定しました。審査は、世界各国の子ども映画祭から集まった国際審査員に加え、事前に募集した9~12歳の「キネコ審査員」と13歳〜18歳の「ティーンズ審査員」が行いました。

受賞の一部を紹介します。

キネコ チルドレン長編部門グランプリ


  • - 作品名: ふつうの子ども
  • - 監督: 呉 美保(日本)/ 96分
  • - 概要: 環境活動に目覚めた10歳の男子が、恋や友情を通じて成長する物語。

キネコ チルドレン短編部門グランプリ


  • - 作品名: ハチドリの勇気
  • - 監督: モルガン・ドゥヴォス(フランス)/ 10分
  • - 概要: 山火事から逃げる動物たちの中で孤独に立ち向かう一羽のハチドリの物語。

ティーンズ長編部門グランプリ


  • - 作品名: ナウィ〜未来の私へ〜
  • - 監督: ヴァレンティーネ・チェルーゲら(ケニア=ドイツ)/ 99分
  • - 概要: 児童婚に直面する少女の葛藤と成長を描く。

ティーンズ短編部門グランプリ


  • - 作品名: いか、くじら、たこ、わたし
  • - 監督: 安田 幸平(日本)/ 30分
  • - 概要: 高校入学後に芽生えた友達関係に潜む微妙な変化を描く。

ドキュメンタリー部門グランプリ


  • - 作品名: Girls Donʼt Cry
  • - 監督: シグリッド·クラウスマンら(ドイツ)/ 91 分
  • - 概要: 様々な困難を抱える少女たちの実情を描いたドキュメンタリー。

映画祭の魅力



キネコ国際映画祭は、アジア最大規模の子ども向け映画祭であり、毎年多彩なプログラムを用意しており、子どもだけでなく、大人も楽しめる貴重な体験を提供しています。また、映画祭ではさまざまなイベントやワークショップも同時に開催され、親子で楽しめる企画が展開されました。

【参加者のコメント】



doorへ関連した参加者たちも感動の言葉を述べました。井ノ原さんは「この映画祭は子どもたちが本当に楽しめる作品がたくさんあり、素晴らしいです」と語り、桂さんは「授賞式の瞬間は特に感動的でした」と振り返りました。

キネコ国際映画祭は、映画を通じてさまざまな価値観や感情を共有し、学ぶことのできる素晴らしい場となっています。

公式サイト: キネコ国際映画祭


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